母娘物語~親が子に与える影響

2014年02月28日 11:06

小雨降る木曜日、尾賀商店の貸し空間ideaで開催される
金澤翔子さんの書展の搬入がありました。

作品は数日前にどどーんと届き主催者の方が搬入のためだけに
東京から来られ、ぶわーっと展示し、また東京へ帰って行かれました。



空間が狭い為に、つめこみ感はありますが
これでも届いた作品の一部のみ展示されました。

来年はNHK主催と、毎日新聞社主催の大きな展覧会ツアーと
国連の世界ダウン症会議でスピーチされそこからアメリカツアーなどで
こうして小さな会場での展示は当分ないだろうと。
なので、一点でもたくさんの作品を見ていただきたいそうだ。
来年の大きなイベントをひかえ、47都道府県くまなく巡回するのが今回の目的だそうで
滋賀に、尾賀に作品をお迎えすることとなりました。

作品は展示のみですが、小さな作品と書籍とポストカードは販売しております。
私もこの機会に本を読んでみたいと思います。
金スマ」や「徹子の部屋」「24時間テレビ」などに多数出演されてますが
残念ながら見ておらず、今さらながらプロフイールサイトを見て知ったり。

多くの方の心をうつのは「母娘の物語」
障がいがあろうとなかろうと親が子どもにしてやれること
親の与える影響って大きいな・・・と最近よく思っていたのです。

オリンピックを見ていても、親がスポーツをしていて小さい頃からそういう環境にいて
おのずと道が開けていくパターンも多いですよね。
ミュージシャンの子が小さい頃から楽器を手にし、その道を目指したり
お料理やお菓子作りが上手なお母さんだとその影響も大きいだろうし。


次元が違うかもしれないけど、みなみがカフェやパン屋さんに興味をもっていて
本を買いあちこち巡ってる。
私が小さい頃から知り合いの店に連れて行ったり
お父さんが手がける店に行ったり
 「子どもの頃からそんなとこばっかり行ってたらあかんで」と冗談まじりに
人に言われたり。

ショッピングより、テーマパークより、アイドルのコンサートより
何よりカフェ巡りが一番楽しいそう。

スキーや旅行、レジャーにもほとんど連れて行ってやれず
コンサートにも行かず、美味しいものも作ってやれず
あんまりいい母じゃなくて・・・。
行くとすれば、クラフトフェアや作家さんのところ、ギャラリーやカフェに行くぐらい。
親の行動次第で子どもの未来も変わっていくんだな、と最近思ってたとこ。
後ろめたい気持ちもないわけでないけど、私は私なりに
与えられる影響もあったハズ。  ん?  開き直り?


Swingのアッキーは、前は箱を折ったりする作業から 絵を描くことで
どんどん世界が広がり、大阪や東京での展覧会で外にも出て行き
生活が一変し、イキイキと生活している。
前にお母さんとお話した時、「そんな才能があるなんて夢にも思わなかった。
swingに木ノ戸さんに出会わなければ、どうなってたことか」と。
アッキーの場合はキッカケ作りはキノトさんでしたが、
応援するお母さんの影響は大きい。


話は戻りますが、金澤翔子さんもお母さんが筆を持たせなければ
どんな人生だったんだろう?  全く違う人生だったんでしょうね。


さて、我が子はどんな人生を歩くんでしょう?
「長田翠 母娘物語」はいかに!?(笑)

親になること、って 子どもを育てることって
むずかしいね。 (い、いまぁ~~!?)


搬入の話を書くつもりが・・・ながっ(汗っ)



と、長いブログを書き終えて、facebookをだーっと見ていたら
雑誌ソトコト の指出編集長の記事に目が留まった。
長くなりますが、転用させてもらっておきますね。


ソトコトは日本では珍しい、環境問題を扱う雑誌としてスタートした。
1999年の創刊以来、その時代に合わせて、スローフード、スローライフ、ロハスなど、
さまざまなエコロジカルなライフスタイルの提案を行ってきた。
そうやって年を重ねていくうちに、はたと気がついたことがある。
それは「環境のことも、社会のことも、根っこの部分では人が介在するということで、同じだ」ということだ。
7年ほど前から、友人である赤荻徹さん、洋子さんご家族のお取り計らいで、
おふたりが主宰するダウン症や自閉症の子どもたちのお絵描き教室
「アトリエ・エー」に参画させていただいている。教室は代々木上原にある。
いつもとても楽しい時間を一緒に過ごさせていただいている子どもたちなどのことを
素のままに知ってもらえればと、ソトコトで、アトリエや福祉作業所のお話を特集にしてきた。
障がいや福祉を主なテーマとした特集号は、まだまだマイナーな部分もあって販売率でいえばけっしていいわけではない(責任をひしひしと感じている)。でも、僕はその世界のおおらかさや悲しさ、大変さ、そしてじんわりとしたあたたかさを背負っている思いがある。
だから、読者のみなさんが、「これ自分も気になるから買ってみよう!」と素直に感じてもらえるような、夢のあるソトコトらしい福祉の特集号をつくりたい。
すみません、今回はビジュアルなしです。でも、がんばります。


来月発売の号で自閉症の子を持つ家族の特集があるそうです。
是非ご覧くださいね。


「どんなことも根っこの部分では人・・・」  ほんとそうですよね。


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