誕生日の余韻にひたりながら、今日は定休日ですが
尾賀出勤。
倉庫の自転車イベントの搬入です。
搬入の間、私は自分の仕事をあれこれ。
ほんと、イイお天気だ・・・。
あーあ また一年後かぁ・・・
どんだけ楽しみやねん(笑)
来年は50歳! 祝50歳!!
楽しみやわ~
自分が50になるなんて、うそみたいですが
うそちゃうんで、それなりに自覚を持ったおばちゃんになります。
どんな50代になるのか? 今からわくわくします。
まずは一年後・・・ どうなってるんだろう?
笑って誕生日を迎えられるよう、一日 一日をがんばっていこう。
「がんばる」で思いだしましたが、
先日、京都に行く事があり、
一番上の兄と、焼き鳥片手にお酒を呑んできました。
京都に単身赴任中でしたが、4月から東京勤務となり
自宅のある神奈川に帰ります。
この日も最終の新幹線で自宅に戻るところ、京都駅あたりでちょこっと会うことに。
よく母の様子を見にくるので、しょっちゅう顔はみてますが
二人っきりでこうしてお酒を呑むことなど滅多になく新鮮。
Avantiの飲食店街のお店で待ち合わせ。
私 「へ~~ こんなところあったんやね。来たことなかったわ」
兄 「俺、ここの会社の社外監査役やってるから」
へぇ~~。
大手企業の京都支店長という役職で、いろんな仕事を兼務していたらしい。
平安神宮の役員もしてたような・・・?
私 「えらいねんな~」
兄 「俺はなんにもえらくないよ。」
某国立大学を出て、学生人気ランキング1位だった会社に就職し、
そこからエリート街道まっしぐら。
でも、そこには人知れず努力してるのが見え隠れ。
決してエリートになろうとか、出世欲があるわけではない感じ。
ただ、「俺はお前のような仕事もできないし、ミュージシャンにもなれないし、作家にもなれない。
ならば、今いるところでがんばるだけ」 前にそう言ってた。
人より早く出勤して、人より遅く帰り、休日も返上して仕事をしていた。
今も人の上にたつ立場となり 「すごいね~ えらいさんやん。」というと
「俺はなんもしてないよ。みんながえらいねん。みんなががんばってるねん。」と。
連日送別会をしてもらい、部下にこう言ったそうだ。
「何年かしてまた会った時、あの時は良かっですね~ じゃなく
あの時も良かったけど、
今が一番イイ!と言って欲しい」と。
「
今が一番イイと言えるには、それは努力あるのみ。がんばらなあかんねん」
と言ってた。
一時間あまりの間でしたが、ほんとに濃い話をした。
あまりに心に残ったので、ここに書き留めておこう・・・
話の前後もなく、かいつまんだ兄語録だけですが・・・
「反省はしてもいいけど、後悔はムダ。時間のムダ。
そんな時間があったら、今をよくする努力をしよう。 この先に進む努力をしよう。」
「二つの人生は生きられないんやし、それやったら今をよくしよう」
道を外れた人生の話をしたら
「道ってさ、そんなに狭くないよ。 そう簡単にはずれないよ」
そんなようなことを言ってたので、帰りの電車でメモをしておいた。
全然泣き言も、文句も言わないけど、
きっとつらいことや、きついこともいっぱいあったことだろう。
でも、今いる道を努力しながら歩いてきたんだろうな。
そうじゃなきゃ 人の上にたったり、今の地位には なれないんだろうな。
私の周りのがんばってる人達も同じようなことを言ってた。
自営業もサラリーマンも、職種は違ってても
みんな今を、未来を良くしようとがんばってる。
私が中3のときに、東京の大学に行き
そこから別に暮らしていた兄。
大人になって、別々の生き方をし
こんな話ができるなんて・・・おもしろいですね。
デキが悪く、バカな妹ですが、バカにすることもなく
「尊敬してる」とさえ言ってくれた。
私も今を、この先を良くする努力をしよう。
「がんばってるよ」と胸をはれる人生にしよう。
グラス一杯のビールのつもりが 美味しくて
おかわりをして、二人で熱燗を呑んだ夜のこと、
一生忘れないだろうな。
身内って照れくさくて、わざわざそんな時間をとりませんが
たまにはいいもんですよ。 皆さんもそんな時間作ってみませんか?