「しろになる」を終えて・・・その1

2014年12月29日 21:22

店の片付けは一旦終了し(いつまでかかっとんねん!)、
今日から家の片付け。
なんせずーーーっと休みなしでして・・・(言い訳)
はりきってやるつもりが、やはり疲れが出てきて進まない・・・
そんな時に、奥居さんが~~~~




皆さんが切ってくださった「寄せ切り絵」を額装して持って来てくださいました。
しかも、切れてるところや切れそうなところも、ちゃんと補修して・・・
咲sacra楽への想いを切ってくださったタカラモノを見て、また胸がつまりました。


















































皆さん紹介できずごめんなさい。
ほんとにたくさんの方の想いをこうしてカタチに残していただきました。


閉店後のマスエもんとドラエもん(すいらんくん)

そして私も初挑戦。
皆さんに勇気を与えた切り絵となりました(笑)




奥居さんもブログに綴ってくださいましたが、今回の作品展の大きな柱となった
この寄せ切り絵は、奥居さんの奥さん 玲子さんのアイデアだそうで、
これがあったお陰で、この部屋の真ん中で集っていろんな話ができました。




咲楽galleryの最後の企画展 「奥居匡切り絵展 しろになる」
心に残る本当にいい作品展でした。
たくさんの方に見ていただけて嬉しいです。

草津で、咲sacra楽という小さな店をしていた時は、作家さんのほんの一部を切り取って
ご紹介するクラフトショップでした。
目標としていた10年を目の前にして、これで店を辞めようと思った時に
ひらやまなみさんの本の出版や、出版記念個展に関わり
あぁ~ 私は作家さんのいろんな部分を紹介するギャラリーがしたい!と思いました。
そんな時に尾賀商店のお話があり、辞めようと思ってた店を
「尾賀商店でギャラリーをする」という次の夢が見つかりました。
「この作家さんはこんなものもあんなものも作らはるねん!!」
いろんな面を私の手で紹介したいと思った「咲sacra楽gallery」

最後の企画展では奥居さんは他では見せたことがない新たな世界を
表現してくださいました。
ギャラリー冥利に尽きますね。(もちろんこれまでの他の方もそうです)




作り手が自分の手から生み出したものを、
どんな場所でどんな人に託し、どう見せていくか・・・? 作家人生にも関わることでしょう。
なので、毎回 「作品展をしていただけますか?」というのは
告白以上にドキドキします。
「ごめんなさい」 か、「よろしくお願いします」か(とんねるずを思い出しますが)
ドキドキします。
作家さんに「ここで作品展をしたい」と言ってもらえるギャラリーにしたい!!
それだけを思ってきたここでの6年でした。


ここで展示してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
作品展のために精一杯作ってくださる気持ちが嬉しく
それに応えようと時には寝れない夜も・・・
でも、終わった後に「ここでやって良かった。」
「咲楽のお客さんに会えて良かった」 そんな言葉が嬉しかったなぁ・・・。

奥居さんへがずっとラブコールを送っていて
こんな素晴らしいカタチでお返事をいただき
最高のファイナルとなりました。




その2へ続く・・・(え? 笑) 



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