2009年02月11日

引き続き

昨日の記事にたくさんのあたたかいコメント有難うございました。


昨日の記事に書きかけてうまく書けずに消してしまったのですが
すいません、
やっぱり書かせてください。また長くなりそうです。。。



私のまわりに障害をもたれたお子さんをおもちのお母さんがたくさんおられます。

昔からの友人は、太郎とほぼ同時期に出産しましたが
生まれながらに体に障害があり、からだのあちこちにその影響が出てきました。

ある友人は二度目の結婚でやっと幸せをつかみ、やっと授かった子宝。
しかしずっと言葉が出てこず、発達に障害があると。

別の友人は、お嬢ちゃんが自閉症だとわかってからも、それを受け入れられず、
ご主人からもご主人のご両親からも母親のせいだと言われ
つらい時期を過ごしてました。
でも、時間をかけ、受け入れてからは
幼稚園で他の父兄さんに理解を求めてもらう会を開いたり
いろんな講演会に行き、今は自分の仕事を再開し元気に働いてます。


他にも大きな病気を抱えてる子
ダウン症の子、少し発達が遅い子、自閉症の子
いろんな子どもとそのご両親をみてきました。


昨日書きたかったのは、それは特別ではないってこと。


白血病にかかった友人の記事のときにも書きたかったのですが
たまたま、今私が元気で、子どもたちも元気だってこと。

私にも子ども達にもいつ何が起こるかわかりません。

だからこそ、今私たちに何かできることをしたいってこと。


当事者の人からは、
「元気なお子さんをお持ちだから私の気持ちなどわからないでしょ」と言われたこともありました。

わかってないと思います。
知らず知らずに人を傷つけてたらごめんなさい。


でも先日の署名活動てんてんさんがこんなメールをくれました。

「たまたま身近にいた人が病気になったとゆうだけで、そこからいろいろ感じてくれるみどりがすごいんやで。。
病気になるなんて、その人の生活とかが悪いんちゃうのー!?って思う人だってやはる・・・」


そんな人やはるか?と思うし、私がすごいとは思えへんけど
ほんと、他人事ではないですよね。

子ども達にもいつもそんな思いだけは持っていてもらいたい。
「今をあたりまえ」と思って欲しくない。






この前の月曜日、美容室を営むお客さんがお雛さんを買いに来てくださいました。
いつもバイタリティがあって、いつも笑顔でかっこいい方です。

3番目のお子さんがダウン症ですが、みなみと同じ太鼓クラブでみんなと同じように
太鼓をがんばってました。(去年の記事にも書いてます
その子のために兄弟を、と4人目には可愛い女の子を出産されました。

ある時から保育園に通えなくなり、家で過ごし、よく咲楽にも顔を出してくれました。
今は小学校にもほとんど行けないみたい。
その子がそろばん教室に行くようになり、みなみがいつも教えてるそうなんです。
そんな話しを聞いていたので

「Mちゃ〜ん、そろばん がんばってるんだってね!」
私には、話もしてくれないMちゃんに言ってみた。

すろとお母さんが

「え?  なんで知ってるの!?
    え!?   もしかしてみなみちゃんって咲楽さんのお子さん?」

知らんかったんかいな。。。お兄ちゃんと太鼓もずっと一緒だったのに
つながってなかったらしい。


すると、お母さんの目からみるみる涙があふれてきて

「私ね、みなみちゃんにお手紙を書こうと思ってたんよ〜。
やはり発達障害って診断されて、学校にも行けないのに、そろばんが楽しいって言って、通ってるの!」

とおっしゃって、私も泣けてきました。


私には話しもしてくれず、表情も変えないMちゃんが
みなみの前ではいっぱい笑うって。
なんか、じ〜んとしちゃいました。


そして先に書いた自閉症の女の子もそろばんと太鼓に行ってるそうで
ある時、そのお母さんが
「太郎くんがいつも一緒に帰ってくれるからお向かいも行ってないの。
本当にありがとう。助かってます」と。

そんなことも知らなかった。
学年も違う女の子と一緒に帰ってるとは知らなかった。
太郎に言うと、ただ帰る方向が一緒なだっただけらしい。



子どものことなので、障害があるとかないとか
こうしてあげよう、とか
深いことは考えてないんでしょうが、感謝してくれる人がいるってことは事実。
二人の子ども達をいっぱい褒めてあげました。



あれ? とりとめのない話になってしまいました。
ただの親ばかな話しになってしまいましたkao08


でもただ単純に
一人の子に何かを教えてあげたり、やる気を出させる事ができるなんて
すごいなぁ〜と感心してしまいました。

そしてこの子達は知らぬ間にいっぱい成長してたんだなぁと。

障害がある子もない子も同じように生活してきた保育園や
そろばん教室や太鼓など
本当に素敵な環境の中で
たくさんの人が導いてくださった賜物だと感謝しています。



さて、私は何ができるんだろ?

私は私のできることをやっていこう。うん。



長々ととりとめもなく書いてごめんなさい。
最後まで読んでいただいた方、ありがとう。


この記事へのコメント

ついつい忘れてしまう大切な事を、いつも翠さんから教えてもらってます。
大笑いして出す涙。そして、胸の奥がジーンと熱くなって出てくる涙。
このブログは、ホンマにあたたかい。ありがとう〜。
翠さん、好きや〜。(告白してしもたぁ〜)
Posted by えつこ at 2009年02月11日 13:07

えつこさん

私も大好きや〜。

最近オチのない話ばかりで・・・
いつも読んでくださりありがとう。
Posted by 翠 at 2009年02月11日 21:18

あ〜 もう 超大作のコメントが消えちゃったよ
気をとりなおしてもう一度!

ホントに当たり前すぎて気づかないことこそ尊いこと
なのかも知れません。

太郎ちゃんやみなみちゃんが自然に手を差し伸べられるのは
やっぱり小さなときからいろんな人と接しているからだと思います。
だから特別なことでなくそれが彼らにとって当たり前なんでしょうね
すばらしいことだと思います。

たぶん無知であるということが差別や偏見を生むひとつに
あると思います。
もちろん学力という面での 知る ということも大事ですが
それ同様に・・・もしかしたらそれ以上に大事な 知る があると思うのです。
なんだか漠然とした話ですが・・・
自分の思いを語れること
自分の体が思うように動かせること
おいしくご飯がいただけること
家族と共にすごせること
そして当たり前のように 生きているということが尊いことであることを
流れていく毎日の中で少しでも感じられることってとても
大事で幸せなことなんでしょうね
今まで30年以上も生きてきて恥ずかしながら
それをわが子から教わってるような毎日です・・・
なんだかもうイヤだって思うことも正直あるんですが
でもやっぱりあの子が私の子どもでよかったと
思うんですよ。ホント感謝です!

なんだかうまくまとめられません 長くてごめんです!
こうやって翠さんのように感じてくださるかたが一人でも
ふえてくれることでなんだかまだ見えぬ未来に希望が
持てるような気がします。
ホントにありがとう
Posted by rumi at 2009年02月11日 21:29

超大作のコメントありがと〜。

私はrumiさん親子からいろんなことを教わりました。
本当に出会えてよかった。

昨日も今日もコメント嬉しかったです。


今、ブログ見たら元気なかったん?
自分の思いを書くことに必死で人のブログを見てなかったら
いろいろ書いていただいてたのね。
某cafeにも行っていただいたようで。

私も凹むとよく一人で出かけます。
Posted by 翠 at 2009年02月12日 00:03

私も、最後までしっかり読みましたよ。
涙・・・にじみました。
実は、私の妹も 白血病を患いました。
長い長い闘病生活でした。
内情は、よ〜くわかります。
いまは、打ち勝って
会社にも勤めています。
病院に看病やお世話に行っているときに
仲良くなった同部屋の患者さんを何人も見送り
不安な日々もありました。
生かされていることをありがたく思うことを知りました。
そして、今できることを今しようということも思いました。
悩まず、即決・・・わたしのルーツでもあります。
一番身近な愛する人も 気になる存在です。
私も、50歳になり 夢も少し叶ったので
今まで以上に 障害者やお年寄りに
いろいろ携わっていこうと思っています。
Posted by えてがみっ子 at 2009年02月12日 05:54

おはようございます。
昨日は、縁あって・・またまたつながった友達の輪ですが、
爺さんは、いろんな観点から見ていますが、
この子達が・・働ける場所が・・もっともっとあるべきと考え
うろうろしてる時もあります。
的を得てないコメントですが、爺さんなりに・・これからも
介護・福祉に、ささやかな・・心の風を吹かせみたいです。
Posted by 滋賀の食爺さん at 2009年02月12日 08:58

えてがみっ子さん

妹さん大変だったのですね。
全然知りませんでした。
でもお元気になられ社会復帰されたとのこと
本当によかったです。

あたりまえのことを
あたりまえと思わず
日々感謝して生きていきたいですね。



滋賀の食爺さん

昨日は驚きました。
私も先日久々のその方にお会いできて
とっても嬉しかったです。
素敵な方でしょ?
人生の恩師?師匠?
そんな感じです。
またご縁が広がり嬉しいです。
私も信楽通いが増えそうです。
Posted by 翠 at 2009年02月12日 11:32
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