2012年08月31日

撤収・搬入・そしてお昼ご飯

「海のいきもの展」が終了しました。


あいかわらずの無茶ぶりの企画でしたが、
時間のない中で、作品を寄せていただいた皆さん
本当にありがとうございました。

そして足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。




撤収はいつもさみしくて、なかなか進まず・・・

からっぽになったシロバコを掃除して、次の展示を待ちます。





その前にお昼ご飯。
今日はお向かいの三松(さんまつ)さんへ。
たっぷりの野菜を食べ買ったのです。










この器にあれこれ盛るんですが
あれもこれも食べたいので、一つの仕切りに3〜4種類盛り付ける。

もうね、わちゃわちゃ。
とりすぎです。

会計しようとしたらタケちゃん(三松のお兄ちゃん)に見つかった。


「味、混ざるやん!!   器もう一個使いーな!」


もう一個では足りんねん。
少しずついっぱい食べたいねん。
味、わかりますー。


あまりに美味しいので、店に戻り宣伝写真撮り。

するとおっちゃんが、揚げたての長いもの天ぷらを手渡してくれた。

「ありがと〜〜〜!」  でも、熱っ!!

ふがふが言って食べてると、たけちゃんが
焚きたてのサバを持って 「これ、撮って!!  今!」


え?  今?

「ぐつぐつがなくなるやん」


長いもの天ぷらを口にほりこんだけど、熱いなんの
手に油はついてるし・・・




せっかくのさばの煮付け、
天ぷら食べながらでボケてしまった・・・ ごめん、たけちゃん。


とにかく、美味しく、楽しい さんまっちゃんなのでありました。
美味しいし、皆さん最高です。
尾賀商店に来られたら、是非お向かいもお立ち寄りください。


宣伝活動はこんなもんで・・・
長いもではなく、えびの天ぷらなら
写真があと5枚は載せたんですけどね・・・


あ、マジで揚げ物コーナー撮るの忘れた。
今日はから揚げ、天ぷらもろもろあったのに・・・






空っぽのなった白い部屋。
さて、どんな展示になったでしょうか・・・?




次号にて♪


搬入前に書いた記事、今ごろアップ・・・




  


Posted by 翠 at 21:37Comments(0)日々のこと

2012年08月31日

出れる時にはでかけよう。

先日の雨の夜のこと
尾賀商店から帰り、車から玄関までの数歩のところ
コーナーを曲がるところで
雨に濡れたタイルにすべって、ころんで・・・


右肩から花壇の枕木につっこんだ。


まぁここまではよくあること。ナイ?

植え込みの中で、ラベンダーにからまれながら
「う〜〜」と言ってるものの誰も助けに来るはずもなく
自力で家に入り、そのままソファに倒れこんだ。

「痛い〜   いたい〜」と蚊の鳴くような声で言ってるのに
目の前で太郎がパクパクご飯食べてるし・・・

もろもろメールの返信があり、左手でメールを返し、こけた話をすると




「コケ過ぎ!」 ← たまにやん!  

「罰や」← なんの!?

「やりそうなことや」 ← これ、湿布だらけの私を見て言った父のコトバ

「体をはってネタつくらんでも・・・」



ネタちゃうわ!!  

マジでかなり痛いのに、皆さんからこの仕打ち・・・
ほんまに・・・ネタちゃうしー    


ネタ?


ネタやんiconN29。これだけ痛い思いしたんやもん・・・


とまぁ、長々と書いたわりにはあまりおもろいネタになりませんでしたが
右腕が上がらず、運転ができない私でしたが
さくらぼんちゃんの運転で、東近江の旅に行って来ました。
(前フリ ながっ)


目的は、見たい展示あれこれ。


日野町 わたむきホールで開催されてる
齊藤江湖展へ



作品の前で記念撮影のつもりが、見とれてるところをパチリ。
近くで見ると墨がグラデーションになってて、すごい迫力なんですよ。

「命」

命あることに感謝して、この字のように力強く生きていかないとね。
皆さんがこの作品の前で撮られた写真は
命に寄り添ういい写真でした。
お子さんと、ご家族と、大切な人と・・・
是非写真を撮っていただきたいですね。


そして、先日信楽で栗田千弦さんが「心打たれた・・・」と言われてた作品




『前に』

心が後ろを向いたとき
少し深呼吸して、1?でも1?でも前に進む、
きっと景色が少し変わるんだ。
自分で変えるんだ!


書に添えてある言葉もいいですよ。

最近カメラの調子が悪く、いっぱい撮ったのに全部ボツ。
雰囲気は齊藤さんのブログにて。

いい展示でした。
広い場所での大きな作品の展示は圧巻でした。
椅子が置いてあるので、じっくりご覧いただきたいですね。


お世話になってるホールの担当者さんにもお会いできたし
齊藤さんにも会えたし(いつも会ってる?)
新作も見れたし、来て良かったです。






もう一つ見たかったのはRuwamさんで開催中のくりさんの作品展
栗田千弦さんの器と妹さんのイラストの展示でした。
Ruwamさんもずっと行ってみたかったので、
最終日に行けて、見れてよかったです。(すいません!画像がない。。。)


詳しくはRuwamさんのブログにて

Ruwamさん、なつかしい町の路地を入ったところにあります。
窓から見える景色はのどかでなつかしい。いいお店でした。


それにしても、メニューの多いこと!迷う、迷う〜


でもドリンクではなくて、豆乳のブランマンジェ?

その前に行ったCoqueさんで美味しいランチをいただき
美味しいもん三昧。タカコさん、ありがと〜〜!




ほんと、いいなぁ・・・Coqueさん。  


愛知郡愛荘町
これまでご縁のなかった土地に、つながりができ、
こうして足をはこぶようになり、また新たな出逢いが広がります。


ノリコさんが薦めてくれた愛知川図書館の

「本と刺繍」 〜刺繍イラストレーターMICAOの世界〜

 

全然知らなかったけど、ノリコさんおすすめとあれば、見てみたい。
最近何かと話題の愛知川図書館に足を延ばしてみました。


いや〜〜 良かった。
行って良かった。


すごいたくさんの作品で圧巻でした。
どれもかわいくて、一つ一つ見入ってしまった。

季刊誌 うかたま や、滋賀県広報誌「滋賀プラスワン」の表紙絵を手がけておられ
目にされた方も多いのでは?

愛知川図書館、建物もすごく素敵なんで
機会があれば是非行ってみてください。


東近江の旅あれこれ、行きたいところぜーんぶ連れて行っていただきました。



最後のしめは貴生川の「とりや」さんへ。

いつもご来店いただき、大変お世話になってますが
なかなか伺えず・・・
近くまで来たのでどうしても行きたかったのです。




でも、おでかけしてる後ろめたさ・・・
子ども達へのおみやげに鶏料理をつめていただき
バタバタ〜っと食べ(食べたンかい!)
家の晩御飯に間に合うべく大急ぎで帰りました。
美味しいおみやげにみんな大喜び!  おでかけのお咎めなし!


ほんとあいかわらず落ち着きがなく、
ぼんちゃん、とりやさん、行った先々でご迷惑をおかけしました。
皆さん、すいません。






おでかけ記事もなんだかなぁ・・・と思ってるんですが
やっぱり行って、見て、食べて、感じたりすると書かずにはいられない。
日記だしね。


最近、自分もまわりもびっくりするぐらい動いてます。


動けない時期もあったので(あったんだよ)
出られる時は素直に出てみよう。 


前に思い立って大阪のいるふ。さんに、ちょっとの時間で飛んでいったときに
ノリコさんが
「前の翠さんに戻った感じで嬉しいです」と言ってくれた。


そういや、出たり見たりする気がなかったなぁ・・・と初めて気付く。
周りで、心配したり、見たりしてくれてる人がいることにも感動した。


とまぁ、出歩いてる言い訳? なのでした。

ぼんちゃんも「やっぱり出かけないとあきませんね」と帰りの車で言ってたっけ。
一日運転手とお付き合い、本当にありがとう。



|||||||||||||||||


愛荘町愛知川びんてまりの館・愛知川図書館

愛知郡愛荘町壱1673  0748-42-4114
この展示は9月2日(日)まで。




  


Posted by 翠 at 08:55Comments(0)おでかけ

2012年08月29日

笑顔で「こんにちは」

今日はいい日だ。

いいこと、嬉しいことがいっぱい。
ちょっとしたことで、笑えたり、元気になったり・・・。
単純ですが、単純なんがイイ。


笑っていると、どんどんイイことが続いていくのでありました。


道中の田んぼがちょっと前まで青々していたのに
緑から黄色に色づき、もう稲刈りが始まりました。
そんな景色に感動。



(信号待ちで撮ったのでイケてないけど・・・)

ちょうどひらやまなみさんの秋の作品が届き、
夏から秋の作品に架け替えました。





やっぱり原画っていいですよ。

風景を見て作品を思い出したり
作品を見て、風景が浮かんだり・・・。
そんなことで、ちょっと心が潤ったり・・・。



今日は心が潤うことがいっぱい。
店にいろんな人が来てくださいました。


「海のいきもの展」を見に来てくださった母娘さん。 お久しぶりです。
以前ご注文いただいたWhangdoodlesさんのギリーを
カジュアルに履きこなして来てくださいました。



先日ご近所でお会いした時も、Tシャツにロールアップしたパンツに
ギリーを履いて、赤ちゃんを抱っこしておられました。

普段着でご近所に行くのに、いい靴をさら〜っと履きこなす。
かっこええ〜。


そういえば、Whangdoodlesのレイコさんも、この靴をチノパンに合わせて
カジュアルに履いておられました。



Whangdoodlesさんの次回のオーダー会は、10月の6,7,8日です。
このオシャレママさんも、次回はこの抱っこされてるお子さんのファーストシューズを
オーダーしてくださるとか。  楽しみです。
久々にお会いできたことも、靴を愛用してくださってたことも
嬉しかった。  ありがと〜!




そして、草津の店の古くからのお客様がここ数日ご来店くださってます。
なんか、続いていて怖いぐらい・・・。

皆さんテレパシー感じましたか?
私が夢に出てきましたか?(こわっ)


覚えていてくださり、嬉しいですね(涙)


思い出して、イベントや私の出勤日をチェックして
足を運んでくださったそうです。



今までは、ふらっと立ち寄れる場所にあったのに
近江八幡までだと、わざわざのおでかけになる。
でも、こうしてわざわざ会いに来てくださり、ほんと有難いですね。


場所は変わっても、スタイルは変わっても
やっぱり店は、(咲sacra楽は)、続けていきたいな〜
と思ったのでありました。




皆さん、ideaで展示中の朝比奈さんの器をお買い求めくださいました。




今まで咲sacra楽になかった感じだしなぁ・・・ 売れ行き好調です。




そして、そして、先日ブログに載せたペアの兎カップ。
こちらもブログを見て、メールでご注文いただいたり、
買い求めに来てくださったり・・・。





お客さん 「これ、ください。」


私 「ペアで!?」  (聞くほうも失礼なんですが)



お客さん 「うん・・・ペアで♪」


はにかみながら、とっても嬉しそうにおっしゃった。



私  「え?  え〜〜〜!?  

 おめでと〜〜〜〜〜!!



素敵な出逢いがあったようです。

嬉しそうに微笑む彼女に、ペアのカップをお渡しして
とってもシアワセな気分になりました。
カップとともに、いい時間を過ごしてほしいですね。

あ〜 ほんとに嬉しい。


彼女から、てんつくマンさんの今日のメルマガ?の話を聞いた。


長々といいことが書いてあるんですが、ちょっとだけご紹介。
はしょってますが・・・



過去より、ちょっと動くだけで出会いがまったく変わってくる



人生は誰と生きるかで、全く違う物語になる。


なんでもいいし新しいことをやってみる
新しいことをすると新しい感情が生まれる
すると新しいエネルギーを自分から発することになる、

ということは、新しいエネルギーに吸い寄せられて人がやってきて
新しい出逢いが生まれる



気になる方は今日のブログにて。



ちょっとちがうこと、ちょっと新しいこと
やってみようかな?


て、書いてたらこれまた古いお客さんから携帯に電話が鳴った。

久々に思い出してくださったようで・・・
ありがとうございます。ご注文もいただきました。




なんか怖いな〜  
皆さんもそろそろ会いに来たほうがいいかもよ。


えっ? キョーハク?




  


Posted by 翠 at 17:32Comments(0)嬉しいお客様

2012年08月27日

信州ではなく信楽へ。

「次は信州!?」なんて書いたもんだから、


「信州行くんですか?」  とか

「信州いいねー」 とか

「信州 いついくの?」 とか・・・



そのうち  「信州どやった?」 とか言われそう・・・。

いえいえ・・・行き行けませんよ・・・願望です、願望。

で、信州ではなく、信楽へ行って来ました。(ちかっ)


スバルくん、初の金勝の山越え。
行けるか!?

石山まわりか、水口まわりか、高速か!? 迷ったけど、チャレンジです。
力試しに山越えで行ってみたら、なかなかやりますな。 
すいすい〜〜っと、行けました。
これで、比叡山、山中越えも行けるかな?




信楽、近いのに、本当に久々。

見たかったのは「shiroiro-ie」で開催中の山田裕恵さんのうつわ展。




何年も前に京都・寺町のギャラリーteraで拝見して以来のファン。
その後、ご出産や子育て中とのことでゆっくりペースになられ
なかなかご縁がなく・・・


お付き合いのある作家さんとお知り合いで、最近ご縁がつながり
今回作品展のご案内をいただきました。



場所も雑誌で見ていた「shiroiro-ie




 



 




ずっと変わらないもの、新しいもの
やっぱり好き。






土日がメインのギャラリーなんで、山田さんにはお会いできませんでしたが
オーナーの奥さんといろいろお話ができて良かったです。



このお皿に合うお菓子を・・・と作ってもらったという和菓子とカルピスをいただきました。
どれも白。



滋賀県立大学の建築ゼミの学生がオーナーの思いをカタチにしたギャラリー
なんか先日行った新潟の「大地の芸術祭」にある作品のような建物でした。



道中には、白い足跡もあったりして・・・ 見えにくいね。






月替わりで展示作品が変わるとのこと、来月は土鍋だそうです。



信楽も新しいお店やcafeができ、どんどん変わっていき
どんどん楽しくなってます。
今日はあちこち行けなかったけど、
カフェやショップも新しいお店がいろいろできてますよ。



そして、もう一軒行きたかったのは「CLAY STUDIO くり


お父さんの後を継いで、お嬢さんの千弦さんが一人で製作とお店をされてます。
尾賀商店に来ていただくので、よく会ってる感じがしますが
そういえば、お店に伺うのは
お父さんが亡くなられてから初めてでした。
以前に書いた記事




前に来た時には、ここに座って製作してはったねー。



実はもう足は大変なことになり、動けないのに
手と口は前と変わらず動かしておられ
上半身だけ見ていては、なんら昔と変わらない栗田さんでした。


「皆さんが、まだここにお父さんがいはるみたい、って言われます」


うん、いてはるね。
変わらずあったかい空気が流れてる。


ちーちゃんといろんなお話ができ、いい時間でした。
親子二代そろってお世話になり、有難いことですね。


お父さんの作品はどんどんなくなり、ちーちゃんの作品がどんどん増える。

お父さんのリピートものを作ったり、独自のものを作ったり。
心から父親を尊敬し、日々がんばってるちーちゃんは本当にステキ。

いつか咲sacra楽で、一緒に楽しいことをやりましょう。


そう言って店を出てきました。



ちーちゃんのお店になっていくんだなぁ・・・

前にも書きましたが、作り手は作品を残すことができる。
すごいことだなぁ・・・



私も、皆さんの作品をちゃんと伝えていこう。



それにしても、信楽に行く道中、
ここは新潟か?  越後妻有か?



新潟も良かったけど、滋賀もいいよ〜。

久々の信楽、思い切って出かけてよかった。
(最近そればっかり^^)


そうそう、ちーちゃんこと栗田千弦さんと
古道さんのコラボ風鈴作品
今、鎌倉のギャラリー「そらにわ」さんに出品されてるそうです。


その風鈴展「夏の音」の参加者さんに
北陸でお会いしたglass atelier えむにさんや
以前尾賀商店でイベントしてくださった 中村風鈴店さんの作品が!!


つながってるね〜、鎌倉ですよ・・・びっくりだ。

そうだ、鎌倉も行きたいんだった・・・。
兄んちが近いのに、なかなか行けない・・・



  


Posted by 翠 at 23:17Comments(2)おでかけ

2012年08月26日

次は信州?

ただ今 ideaでご紹介している信州の作家 朝比奈さんより
以前に展示会をされたDMをいただきました。




陶展のサブタイトルが「右きき左きき」


僕の兎は左向きなので、どうしても右利きの人の飲み口には
顔でなくて足が来てしまいます。
そこでこの兎、えいっと取ってを通り抜けました。
蝶々を追って、少しだけ自由になったのです。



なるほどね。

うさぎのペアカップが人気です。
どこかなつかしい感じの朝比奈さんの器ですが
若いお嬢さん(?)方もカップやふたもの、小皿など
お買い求めくださり、なんか嬉しいです。



「この陶展の開催場所がおもしろいですよ」、とのことでナノグラフィカさんのサイトをみてみる。


なんか興味津々。
長野市善光寺周辺でも古い町家に住もう、生かそうという若い人の動きがあるそうです。


そして朝比奈さんが先日納品に行かれた
野尻湖の「ぼーしやジャム工房」というお店に行き
近江八幡の話になったので、尾賀商店のことを言うと
そこにおられた若いカップルさんが「このお店知ってる!!」と言われたそうな・・・。


なんか長野にご縁が広がり、ちょっと嬉しい。



次は信州旅行か?


行きたいなぁ・・・。



朝比奈さんとの出会いは、京都在住の妹さんからでした。
近江八幡が好きで、尾賀商店が好きで通ってくださってた妹さんが
ここでお兄さんの作品をご紹介できたら・・・と声をかけてくださいました。



そんな話をするのは勇気がいることと思います。
でも、何か突き動かされるものがあったようで
あらかじめ、私にご連絡いただき電話でお話し
お会いして、お話して、作品を拝見し、
ご本人とお話しさせていただき・・・


今回扱わせていただくことになりました。


(一番人気の納豆鉢)


妹さんとお話していくと
なぜそれほどまでに近江八幡や尾賀商店に魅かれていったのか・・・?
少しずつ、なぞが紐解かれ
長野の郷里との共通項があったり、
不思議なご縁を感じます。



朝比奈さんとの出会いから、新たな世界が広がりそう・・・




作品なのか?作り手さんなのか? お店とのつながりなのか?
わかんないけど、
この先に、何か楽しいことが待ってる気がする。






行かねば!


って・・・ 長野、めっちゃ広いやん・・・


  


Posted by 翠 at 16:04Comments(2)咲楽のこと

2012年08月26日

息子二人・・・

朝から中学校の奉仕作業の草引きに行く。

二時間という時間が長いの、なんの・・・ようがんばった。


最後に校長先生のお話

「夏休みもあと一日となりましたが・・・・」



え?



今、なんて?



え〜〜〜!?



ほんまに!?



となりの人に聞く 「マジ?」


「マジ」


私 「そんなん うちの子絶対知らんわ〜」

帰って太郎に聞いたら、ちゃんと知ってました。
月曜日27日から二学期始業だそうです。


ま、私に宿題があるわけでもなく、どおってことないけど
めっちゃ損した気分です。
なんか急にあせるし・・・

小学校の時のように、一緒に貯金箱を作るわけでもなく
絵を描く場所を探すこともなく、自由研究を手伝うわけでもなく・・・
ほんと中学になり、肩の荷がおりましたが

「ゴサク(cafe 539)に連れていって」

そのノルマは果たせておらず、今日草引きが終了してから行って来ました。

尾賀商店で一緒に仕事をしていたcafe539のドラちゃん。
独立して自分で、がんばってはります。

今、出たばっかりの滋賀のフリーペーパーGOGUYの表紙と中に
どどーんと539さんが載ってますよ。



左は539で売ってるムーミンのエコバック。
コースター、うちのんや・・・ありがとう〜


あ、このGOGUY 9月号には
咲楽スタッフ しーちゃんの 「珈琲 ひつじぐも」も載ってます。
その他知ってるお店もいっぱい・・・是非手にとってくださいね。





太郎、539でドラちゃんのオムライスを久々に食べ
本当に嬉しそう。


539ブラザーズには、よく可愛がっていただきました。
こんな感じでお手伝いさせていただくことも・・・。
みなみも太郎も、皆さんに可愛がってもらい大きくなりました。


尾賀商店を卒業し、独立して自分の店を地元に開かはりました。
紆余曲折しながらも、自分の選んだ道を進んでいってはる。



何かあると、尾賀に寄ってくれたり、連絡をくれたり・・・。
時にはいっぱい話しをしたり、一緒に涙したり。
ドラちゃんも、私と一緒でへこたれやすく(怒られるわ)、涙もろい。

ほんま、みんなのかーちゃんは忙しい。


息子? 二人。




  


Posted by 翠 at 00:18Comments(5)日々のこと

2012年08月25日

夏の終わりに・・・

「海のいきもの展」  いよいよ最終週となりました。

後半新たな作品も入ってるんですよ。


ひらやまなみさんの木版画 「「潮干狩」


そして海の生き物ではありませんが、気球堂さんの灯台シリーズのアクセサリー。






すいらん弟くんの切り絵。

今回どんどん売れていき、どんどん新作が生まれております。


始まった時は夏真っ盛りでしたが、もう夏の終わりで時期がずれてきてますが
この夏の思い出にいかがですか?


そして、今週で精進菓子屋ジェントレコさんのお菓子の販売も終了します。



本日入荷分が最終便となります。

「ジェントレコ」として活動されるスタートが尾賀商店でした。
三年間、日々迷いながらもどんどん新たな道を切り拓いて進んでいく
レコちゃんを傍でずっと見て来させてもらいました。



このたび、一旦お休みされますが、きっとまた彼女らしい新たな道を見つけ
美味しいお菓子を提供してくれるのではないでしょうか。
ジェントレコのこの先を、ワクワクしながら楽しみに見守っていきたいと思います。
(ちょっとえらそうかなー?)

尾賀商店での販売は終了しますが、11月まで活動されるそうなので
詳しくはレコちゃんブログをご覧ください。


海のいきもの展は8月29日(水)までです。  




昨日 農家アートでお世話になった写真家の 桑島薫さんの写真展に行って来ました。



桑島薫 写真展「The Beautiful Daze」  

場所は大阪玉造にあるブックカフェ beyer(バイエル)さん。
こんな感じ


素敵なお店でのいい写真展でした。

農家アートではアーティストとしてだけでなく、段取り、宣伝活動、プロデュース的なことから
雑用、設営まで本当にがんばっておられました。
写真家としては、多くの有名人を撮られたり、バリバリ活動されてましたが
本当にフツーの感覚で、いい意味での「すごい人です!オーラ」がなく
(農家アートギャルズ 三人ともそうなんだけど・・・)
そこが彼女達に魅かれた理由。 素敵な三人娘さんでした。



昨日は農家アートギャルズはなく、「写真家 桑島薫」の世界を見て来ました。


「どうして写真をやるようになったのか?」

人が歩いてきた道を聞くのは、本当に興味深い。
ここでも「親の影響」という話が・・・。

親の影響かぁ・・・  


その言葉にちょっとばかり凹んでしまいますが
ま、私は私、 うちはうち。 それなりに子どもたちは自分で考えて生きていってもらいましょう。



とにかくアメリカに渡った話、大阪でやっていこうという話
今までの話、これからの話・・・  いろいろ聞かせていただけて良かった。




あちこちにちらばり、好き好きに本を読んでる皆さんも
薫さんのお知り合いで紹介していただきました。




本にもいっぱい登場されてる建築家さんや
有名な映画を編集され東京と大阪を行き来されてる映像の方とか
イギリスと日本を行き来されてるイラストレーターさんとか
サントリーミュージアムのバイト時代のお友達とか
農家アートでもお世話になったFM802 digmeoutARTの方とか・・・


みんな素敵な方ばかりでお話も楽しく、いろんな世界を見ることができました。
でね、そこでも知ってる作家さんとつながってたりして
不思議なご縁やつながりを感じ、楽しいひとときとなったのでした。




大阪まで・・・  ん〜〜 いけるかな〜


正直、こんな感じでしたが(薫さん、ゴメン!)、でも思い切って行って良かったです。
動いてみると、新たな発見や出会いが待ってるものです。




みんなが私のことを行動的とか言ってくださるけど
全然そんなことないんですよ。
ただね、自分もイベントをするし、来て欲しいな・・・と思うから、私も行きたい。


いつも皆さんが、時間とお金と労力をさいて、足を運んでくださるでしょ?
薫さんもそう・・・  先日の夏祭りにも、わずかな時間でも大阪から来てくださった。
それが嬉しくて、やっぱり私も出かけていきたくなるのです。
といっても、まだまだ不精なんですけどね・・・。


出かけていくと、来てくださる方の有り難味を痛感して帰ってくる。
皆さん、いつも本当にありがとう。
またお待ちしてますからね〜〜〜(かるっ)


なんと、私 今週は四連休をいただいてますが
見たいものを見たり、会いたい人に会いに行ったり
娘の相手をしたり、ゆっくりしたり・・・充実した休日を過ごしています。
今日は中学校の草引きです・・・   
あ〜  行ってこよ。




  


Posted by 翠 at 07:20Comments(0)

2012年08月23日

こんな休日

新潟から帰り、私も太郎も翌日から始動。


夢見心地のまま、現実にもどりお互い仕事と部活の毎日。
うまい具合に水曜日、二人とも休みだったので
とーちゃんが手がけた竣工した保育園見学に行って来ました。




子ども達には、生まれてからずっと
可能な限り現場には連れて行っておりました。
出来上がるまでの段階も見せてきたし、
出来上がった建物も。



どんなところで、どんな建物が、どんな風に建っていくのか・・・
小さい頃にはわかってなかったかもしれませんが
それなりに父親の仕事を理解していったと思います。

そういう意味では、仕事を見せやすい環境ですよね、父親も母親も・・・





とにかく、今回もタイミングがあって見学できてよかったです。
今回は特に、新潟でたくさんの廃校を興味深く見てきたので
太郎に見せたかったのです。





  

素朴な質問もあったりして、しっかり見学してましたよ。



太郎の感想は「キレイ! 明るい!」

きれいで明るい保育園は
来週から始動し、子どもたちの笑顔や笑い声に包まれることでしょう。




とーちゃんと現場で別れ、私と太郎はおなじみ「理容店 ざ座」さんへ。
長年、私の髪を切っていただいてる自転車ライダー うらりんのお店です。

この日は納品と、私ではなく太郎の散髪。

 

いつも心地いいざ座さん。

咲sacra楽からお嫁に行ったモノが多いので、なじみやすいものかも?
ここでたくさんの素敵な本や、イイ音楽に出会いました。
いつまでもいれそうな待合カウンター
「マスター コーヒー!」と言いたくなりそう。
(ここはcafeでも、レンタルショップでも、古本屋でもありません)


あっという間に丸坊主も出来上がり、次の方も来られたので退散。

親子そろって、 「残念・・・」
もっと本を見たかった。ずっと座っていたいカウンター。
ランチが出てきそうにないので次へ。


お昼は野洲のGOOD FOODさんへ。

こちらもいつ来ても心地いい〜お店。


太郎は牛スジオムライスを、私は夏限定のグリーンカレーをいただきました。

  


忙しそうでしたが、いろいろ話もできたし、いいタイミングで行けて良かった。
「あら〜〜こんにちは〜」という出会いもあって嬉しかった。



この笑顔に癒される〜。GOOD FOODのオーナーシェフ、ヨシミちゃん。
今日も仕事ぶりがかっこよかった。


そしてヨシミちゃんのお友達  トモちゃんのお店 Rusticさんへ。

 

22日 一日限りで尾賀商店でもおなじみ POCHEのイベントが開催されていたのです。



おせっかいなおばちゃんは母親気分で(?) 「がんばってる〜?」と顔を見に。

そして、新しくなったRusticさんにもやっと行けました。


初めてRusticさんに行ったのは、窓から緑がいっぱい見える病院横のお店でした。
新たにcafeエリアを広げるためお休みされてた時でしたが
休みで作業されてるにも関わらず、
きれーなお姉さんが、やさしい笑顔で入れてくださり
それ以来ファンになりました。

場所を変え、常に自分スタイルを求め、チェンジしていく勇気がかっこいい。

お互いお店があり、なかなか行き来できませんが
ともちゃんも尊敬する一人。
New Rusticさんで POCHEの三人がイベントをするのも
すごく嬉しかった。

新しいお店には大好きなmaisちゃんの絵もあって、
あっちこっちで素敵な人がつながってる・・・


なんか、イイネ!





La chaineのレイコさんのタルトと、この日限定の
ゼリー in ガルーダ珈琲をいただきました。



ここでも 「あら〜〜」の出会いがいっぱい。


ここでも 「あ、太郎くんや」


たろさ、ちょこっと有名人。テレテレでしたけどね・・・。



RusticさんはcafeからSHOPになりましたが
時々cafeやイベントもされるので、要チェック!
いいお店でしたよ〜。
おみやげに買った Rusticさんのケーキも
あいかわらずの絶品でした!(おみやげですが、しっかり味見!)





ほんとはこの後、日野で開催中の齊藤さんの書展に行きたかったけど
ケーキを買ったので一度帰ると・・・出れなくなってしまいました。


齊藤さんの作品展も子どもに見せたいんだけどなぁ・・・

ご本人曰く、 「命」という書の前でお子さんの写真を撮って欲しいと・・・

撮りたい、撮りたい。

夏休み、まだチャンスはあるかな・・・
皆さんも是非!9月2日まで日野町 わたむきホール虹にて開催中。





  


Posted by 翠 at 08:07Comments(0)日々のこと

2012年08月22日

仕事もしてます。

旅日記ばっかり書いてるわけではございません。
(書いてるけどね)



旅行から帰って、翌日から連日尾賀出勤。

ideaでは、信州からの朝比奈さんの器を展示・販売しております。詳しくはコチラ





ご縁があり、信州の作家さんと出会い、取り扱わせていただくことになりました。
谷口さんの麻織物も最終展示です。是非ご覧ください。

そして咲sacra楽*NEWSに9月の予定もアップしました。
9月はびわこビエンナーレも始まるし、尾賀商店の夜営業もあるし
楽しみな展示もいっぱい
さー忙しくなりそうだ。


そうそう昨日は、東海地方で販売されてる雑誌「KELLY」の取材がありました。



11月号の近江八幡の特集に掲載していただけるそうです。
東海三県で9月23日より発売されるそうなので、そちらの方はご覧くださいね。


工房えんじゅ・冨金原さんの器を撮っていただいたのですが
私もなんとエキストラ出演!?


よくある 影がささ〜と流れてるイメージ写真なんだけど、
どうも早く歩けなくて、イメージどおりいかない。
キューを出され、早歩きで歩くけど、うまくいかない。
すいらん兄弟は中で大笑いしてる前を何度もやりなおす・・・

もうね、笑えるし、小走りするし、手が不自然だし、すったもんだでした。


さて?  どうなりますか・・・。きっとボツだろうな・・・

先日の北陸地方のBERRY。とともに
他県の方に足を運んでいただけると嬉しいですね。
しっかりがんばらないと!





昨日の帰り道、夕焼け空がまっかっか〜でしたね。
昨日は雲もすごかった。




2~3日前の三日月もきれいでした。

満月よりもほそーい三日月が好きなんですよね。



草津の店にいる時は通勤がなかったので、夕方から夜にかけての
空や月をゆっくり見ることもなかったけど
尾賀商店に通うようになり、時間や季節とともに移り行く空を見たり
田んぼに季節を感じたり・・・
いい時間を過ごしてます。



今日は水曜日ですがお休み。しーちゃんががんばってくれてます。
私は今日も太郎とおでかけです^^
夏休みもラストスパート。
子どもの宿題の前に、私も宿題終わってへん。
さ、がんばろう!!

今日もあっちへこっちへ行ってきます。
またご報告しますね。  


Posted by 翠 at 09:22Comments(0)咲楽のこと

2012年08月21日

越後親子旅 〜まとめ〜

長々と綴ってきた新潟 越後妻有への旅日記、いよいよラストです。
お付き合いくださった方、ありがとうございました。



突然届いた芸術祭へのパスポート
私と太郎にとって、スペシャルな夏の贈り物となりました。
本当に思いきって行って良かった。





最後は私が現地で感じたことを少し・・・。(いらん?)


日本でも有数の豪雪地帯の山の中、
こんなこところに人が住んでるだ・・・とカルチャーショック。
(まだまだ日本を知りませぬ。)
でも、お年寄りも子どもも元気で、明るく迎えてくれました。



太郎が初日に「一番良かった」、というフィリピンと日本のアーティストによる合作



後ろのおじいさんが「どこからきんさった?」と声をかけてくださった。
ご近所の方であろうおじいさんが
作品のこと、アーティストのこと、芸術祭のこと
いろいろ話してくださった。





普通ね、田舎のおじいさんだったら「我関せず・・・」な感じがしない?
ワカモンや、芸術家や外国の人がなんかしてるわ・・・ぐらいな。
でも、お話を聞いて、なんかその説明がすっごく心地よくて
この芸術祭が成功しているのがわかった。
地域の人が楽しんで協力されてるのもわかった。
これが芸術で町を興す、ということなんだな。
ここだけでなく、他の展示会場でも同じようなことがありました。



帰ろうとすると呼ばれたんで、行こうとすると太郎に用事だった。



映像フィルムで作られた笛。  これをプレゼントしてくださった。
フィリピンの映像作家さんの作品で、上の写真のドラゴンの下はフィルムでできた壁。
大きな音のする笛を、それはそれは大事に持ち
旅の間も何度もかばんから出して、見てました。

宝物のようですよ。



あと、ボランティアスタッフさんたち(こへび隊)にも感動した。

暑い中、車を誘導したり、水溜りをうめたり、案内したり・・・

来られた方を心からお迎えしたい、という気持ちがひしひし伝わりました。
そして、どこの家にもお花がいっぱい植わっていて
地域の方の歓迎ムードが漂ってます。



本当に気持ちのいいイベントでした。
三日間、たくさんのモノを見て、自然にふれ、人に出会って来ました。
帰りの電車でガイドブックを見ると、感慨ひとしお。

この大地の芸術祭の目的や意味をしっかり感じ、
主催者のメッセージが伝わってきました。


地域全体が里山美術館です、と書いてあるとおり
自然と町と人と作品を堪能してきました。
お年寄りの笑顔があふれるところこそ、現代の楽園である、と。
全文を抜粋したいくらいです。





最後に、太郎がとっても感動した作品。




「再構築」

廃屋に、ゆがんだ鏡が一面取り付けてあります。






自然の中に人工的なものを入れる。
それで、あらためて自然を知る・・・


残念ながら私は何も感じなかった作品を、
太郎が感動することによって
またあらためて見つめてみた。


こういうのがおもしろいね。



中学1年の息子と急きょ決行した、芸術祭への旅。
彼は、海でも山でも都会でも、どこでも出かけられたらよかったのかもしれない。
でも、こうしてこの大地の芸術祭を一緒に見れて本当に良かった。








母 「三年後も来たい?」
  

太郎 「うん」


三年後はどうなってるかわからない、私も太郎も・・・。
でも、もしまた一緒に来れたら楽しいだろうな。
みなみにも、見せてやりたいな。


その前に来年は瀬戸内の芸術祭があるらしい。
同じ、福武さんが総合プロデューサーなんで行ってみたい。
みんながいいよ!と言ってた「直島」もそんなに魅かれなかったけど、
今回本当に感動したので、そちらも行けたらいいな・・・。






約360ある作品のうち五分の1も見れなかったかも。
それでもかなりのハードスケジュール。
車で寝ている時も、疲れてるときも、「待ってる」とは一度も言わず
「見る」と。  全作品を一緒に見ました。


時間と感動と、そして思い出を共有できたことをシアワセに思う。




くたくたになったガイドブック。
スタンプの押したパスポート
最終日に行った「脱皮する家」で買ったお箸
気に入った小嶋屋さんのへぎそば。


長々とお付き合いありがとうございました。
少しでも、皆さんに伝われば・・・と思い、がんばって(?)書いてみました。
というより、記録だね。



越後妻有 大地の芸術祭は9月17日まで!
それ以降でも、見れる作品もいっぱいありますよ。  


Posted by 翠 at 14:17Comments(0)おでかけ

2012年08月20日

越後親子旅 〜再会編〜

すいません。 長くなっております・・・ 
あと少しです。  みんなーゴールはもうすぐだよー!



番外編。


最終日に莇平(アザミヒラ)という集落へ。
日比野克彦さんの作品があるエリアです。




日比野さんの作品。
空き家の壁は、なんとホワイトボード。
モザイクタイルに見えてるのは、磁石のついたシート。

二階の壁全部もホワイトボード。マーカーで落書きしたり、シートを切って貼ったりできます。
で、私と太郎も・・・
あいあい傘とか、翠参上!!とか  はやめて
私は緑色のシートで山を、太郎は青いシートで海を表現してきましたよ。




ゴミが出ないように、長方形をすべて使ってつなげていくんです。


日比野作品 もう一つは廃校を利用した「明後日新聞文化事業部」



日比野さんのことはいくら私でも存じてましたが、
さほど深く知らず、明後日新聞も知らず・・・。(やっぱり・・・)

ただ、ここに30年来の東京在住の友人の娘がいるとのこと、
彼女に会いたくて、そのためにここにやってきたのだ


生まれた時から可愛がってきたMちゃん。
言葉を話せるようになってから私のことを「みーこ」と呼び
(家族や親戚、古い友人は私のことを「みーこ」と呼ぶのだ)


年の離れたこの友達がほんと可愛くってしょうがない。


「ねーねー みーこ、あのね・・・」  そんな会話がなつかしい。


中学生の時に会ったきり、5年ぶりの再会。
たくさん学生がいる中で、「あれかな?」  どうしようかな? 声かけるか?



すると  

「み〜〜〜〜こっ!!」


大声で両手広げて走ってきた!!
抱き合って、涙、涙。 
太郎や他のギャラリーがいなかったら号泣。 って・・・今、号泣。





「みーこ、一緒にお風呂はいろーよ」 と言ってた3~4歳のままの
顔と声になつかしさがこみあげてきた。



「みーこ、 私、19歳になったんだよ」


ジャニーズにはまってた中学生も19歳、
私が店を始めてから、東京にもそう行くこともなく
友人から近況は聞いていたものの・・・会えて、ほんとに嬉しいよ。


三年前のこの「大地の芸術祭」に友人母娘は来て、
感銘を受けた話は聞いていた。


三年の月日がたち、ここで大きな影響を受け
彼女は芸大に入り演劇を学んでるという。
18日に開催された演劇発表のために、ここで練習合宿をしているという。


私 「女優になりたいの?」


作るほうがしたいそうだ。


「ママの影響かな」 そう付け加えた。

芝居好きの友人がいつも演劇鑑賞に連れて行ってたのだ。
いろんな環境がその子の人生までも変えてしまうんだね。
「ママの影響」と嬉しそうに言う姿に、ちょっと感動。
深いひとことだった。


毎日が楽しくってしょうがない、という。
「だって、好きなこと勉強してんだよ」  満面の笑みでそう言ってて眩しかった。

なかなか言えないよね。
いい青春を送っているようで、おばちゃんは安心。



私が結婚する時に、Mちゃんは産まれ
友人は結婚式に来れなかった。
この秋で20歳になるんで、私も結婚20年か・・・。
(それが、なに?)



ママである私の30年来の友人は、今回ボランティアスタッフとして
東京と新潟を行き来している。
今回、本当にたくさんの情報を得て、私の旅はより深いものになりました。
考えてみれば、昔からずーーーーっといろんな影響を与えてくれたなぁ。
そんな友達とずっとつながっていれることがシアワセだ。



Mちゃんに会うために来たアザミヒラ集落だったけど、思わぬ収穫が。


日比野克彦さんの「明後日新聞社文化事業部」の話を。

この廃校が新聞社になってて、新聞売ってたり、日比野さんの作品が展示してあったり。



  



明後日新聞社・・・いいんです。



理念や活動はコチラをご覧ください。
あ、アザミヒラ集落のことも書いてあります。


芸術家が田舎の集落に入り、地域の人と溶け込んでいく。
そんな活動をここで知りました。


明後日新聞を何部か買って帰り、帰りの電車で読んだ。


心打たれた、  ヒビノさんいいよ〜〜〜。

帰りの電車の中から投稿しましたがちょこっと紹介。


〜〜年を重ねるにつれやりたいことが増えてきているような気がする。
それはそれで必然的なことなのであろう。
時間が経過すれば経験も増える。出会う人も増える。
だから考えも増えてきて、やりたいことも増えてくる。
しかし困ったことに
今も昔も一日24時間、1年365日と同じである、
やりたいことを全部こなしていくには工夫が必要となってくる





とまぁ 興味のひかれる内容である、
この後が知りたいですよね。


最後は

要は人である。
人次第である。
人との出会いが全てである。
時間というものをより感じているのは人なのですから。


みたいな感じ。


全文が気になる人は店に置いてるので、読みに来てください。



再会編はこんなところで・・・




いよいよ次は総括。ラストでっせ〜。



え?  もうええ? 

 いや、いや きちっと 〆とかんとね。





   


Posted by 翠 at 20:37Comments(0)おでかけ

2012年08月20日

越後親子旅 〜最終日〜

そろそろ「もうええわ・・・」モードも漂ってきてますが、
気にしない、気にしない。  まだまだ続きます! まっだまだ。
これを書き上げないと、仕事ができん。(こらぁ〜〜〜!!)




いよいよ最終日。

旅先でもいつもと同じ時間に目が覚めるので、村を散策。



 

上を見上げると 泊まっていた三省ハウス。





ラジオ体操の音が鳴ってる・・・   あ〜 間に合わなかった。

食堂で朝ご飯を食べ、テラスでコーヒータイム。
むっちゃ気持ち良かったなぁ。



最終日も予定満載。  さー ラストスパートだ!
お天気にも恵まれました。



まずはメイン会場の一つ、 松代の農舞台へ。



こちらにはたくさんの作品が展示されてますよ。



はい、 草間さんの作品も。



建物も作品ですが、中の作品も動物をテーマにしていたり、
部屋全部が黒板だったり(壁も家具も)

  


  



ここにはミュージアムショップもあり、cafeもあり、外も中も作品がいっぱい。
でも、私はそそくさと次の目的地へ。


太郎も私も衝撃を受けた「脱皮する家」

峠の古民家の壁、床、柱、梁・・・すべてが彫刻されてるんです。
日大芸術学部 彫刻科の有志によって作られたそうです。










手を加えることによって、蘇った家。見事な再生です。

学生が家を片付け、手直しをし、彫っていく様子がVTRで流されていて
私達はずっと見入ってしまいました。
豪雪地帯の冬は厳しいであろう。 
授業のない週末を利用して、ここに通い制作されたそう。
いいなー そんな青春。


仕上がっていく様子、芸術祭開幕当日の様子
最後の一彫りの様子、学生さんのインタビュー
今思い出しても、泣きそう。
太郎も  「やばいな・・・」


感動することを「やばい」というので、だいたいのニュアンスがわかってきた。


私 「大学生になったらこんなんやってみたい?」

太郎 「最後に関わった人の名前がでてきたやろ(テロップ) あんなんかっこいいな」

私 「自分が作ったものがこうやって残り、たくさんの人が見にきはる。
    それを見て、みんながこうして感動する。   すごいことやな」


きっとこの衝撃と感動は、彼の人生に大きく影響する予感。



併設されてるショップで、学生さんが彫ったというお箸を自分とお姉ちゃんへの
おみやげに買ってました。


となりに作られた同じく日大芸術学部さんの作品。「コロッケハウス」



家全部をシルバー塗装されてます。


感動を胸に峠を上がると、棚田が広がります。



太郎、この景色が見えた瞬間 「うわっ  やばいな・・・」と息を飲んでましたよ。


自然に感動できるのもイイ。




長くなってきましたが、大丈夫ですか? ついてきてますか?
次は日比野克彦さんエリアに行った話しなんですが
これはあまりに長くなりそうなんで、次号にて(まだ続く!?)


最終日の最後の食事はまたまたへぎそば。

友人のオススメの松苧さんへ。



山菜の天ぷらが美味しかったのと、
あさつきをポリポリ食べたり、そばつゆにくるみをほじって入れたり
独特の食べ方がおもしろかった。

店の横にも作品が。




すべり台になってるんで、すべってるところを撮ってもらうつもりが
蕎麦屋の順番が回ってきて、やめたのでした。


蕎麦を食べて、最後の目的地 

井沢和紙・中村さんの作品を見に行く。










目標としていた作品はすべて回り、本当に堪能して
帰路についたのでした。


あ、一つ昨日書き忘れてました。
ボルタンスキー 「最後の教室」  かなりの有名作品。




廃校全部が作品になってます。
これは体育館で、廊下、各教室も展示が。


これは人それぞれ感想があると思うけど、
学校全部が、おばけ屋敷みたいで
私の感想は

なんか、ダウンタウンがでてきて、笑うとお尻叩かれそう・・・

何年か前まで、ここに子ども達が学び
笑い声であふれていたんだな、と思うと感慨深し。


そんなこんなの最終日。
十日町から特急に乗り、ドキドキしましたがオチもなく
やらかすこともなく、帰ってきました。
(ちょっとやばかったけどね・・・。)


  


さて、特別編が続きます。
ここからやで、本題は! ついてきてや〜




  


Posted by 翠 at 14:11Comments(2)おでかけ

2012年08月19日

越後親子旅  〜二日目〜

越後妻有への旅の
二日目はがんがん作品を見て回る日。



もうこの芸術祭にあしかけ9年、何度も来られてる知り合いに
ガイドしていただけることに♪  
車がなくては移動できず、本当に助かりました。
しかも完璧なガイド。



全部はご紹介できないので雰囲気だけ。




ドミニクベローのバタフライパビリオン




これは屋根が鏡になってます。





うぶすなの家〜食と住空間を体感できる焼き物美術館〜



1924年に建てられた茅葺の古民家を再生利用。

日本を代表する陶芸作家さんたちのお風呂やかまど、洗面台が使われ
作家ものの器で地元のお母さんの手料理が食べられます。






次は「みどりの部屋」  これは行かねばなるまい。



はっぱの上に紙を載せて写し絵。



私も作って、貼り付けてきました。 作品?が残るのだ^^
みどりの部屋の下は、コンクリート、柱、スキー板、かご・・・
いろんなものをえんぴつで写していった作品。
地元の方の協力の下、出来上がった作品。


かなり気に入った 絵本と木の実の美術館

廃校全部が絵本作品。田島征三さんの作品。






こんな谷間にあります。

外にもあちこちに作品が。


ここは良かった〜。  流木や竹を使ってのアート。
cafeもあり、ここでお昼。


昼から地ビール (ほんとは昼にもなってなかったのだ)

きゅうりやトマトが氷につかってて、お味噌と一緒にフリーでいただけます。
美味しかった〜。


 


内海昭子作  「たくさんの失われた窓のために」

こういう作品が結構あるんだけど、自然の中に人口のもの? 無機質なもの?
鉄骨とか。
なんか、それが溶け込んで、嫌な感じが全くしない。
この窓で切り取られた世界もいいんです。



全作品の中で私に一番気に入った ポチョムキン  


長年 ゴミが不法投棄されてた土手に、鉄の壁の公園が作られました。
鉄の壁にブランコや石庭や東屋
フィンランドの設計事務所さんの作品。










鉄の錆びた赤が、緑の風景に映えて、すっごく良かった。



夢の家  



各部屋の窓ガラスが緑だったり赤、青、むらさき
その中に棺? があり、そこで寝袋を着て、宿泊できます。
そこでどんな夢を見るのか?
皆さんが見た夢が一冊の本になりました。



私は泊まりたくないけど、 みんなの影響を受けて、ちょっと寝てみましたよ(こわっ)

日本人の発想にはない感覚だね。
でもここのお風呂は気に入った。ずっと予約がつまってるそうですよ。



焼き物かと思ったら、銅でした。





ポチョムキンで「鉄」に反応した私は次の鉄作品へ。


逆光でわかりにくいですね。
外装がすべて鉄なのです。

十日町市立里山科学館  越後松之山「森の学校」 キョロロ  

ほんまもんの昆虫もいっぱい。
昆虫をテーマにしたアート作品もいっぱい。
子どもが木を切ったりして作れるワークショップの場所もあり。


私は建造物が好きなので、中作品よりも陶に登ったり、外観を見たり。



やはり建物続きで、この作品にも感動しました。
「オーストラリアハウス」



こちらは今年の作品。
公募で安藤忠雄審査委員長絶賛のもと、選ばれた作品。

日豪合作の三角形の民家
よかったです。




二日目、駆け足で回りたいところをあちこちへ。
太郎も私も感じるもの、興味のあるものそれぞれで
楽しかったです。


心にいっぱい栄養をもらい二日目のお宿は今回泊まりたかった「三省ハウス

こちらも山の中にある廃校が宿泊施設になってます。





作品があちこちに。  体育館も会場です。



今回ガイドブックで見て「泊まってみたい」と思ったし、友人のオススメの宿でした。
しかし、ドミトリー式。 
林間学校?ユースホステル?みたいな感じで
太郎はどうだろ?と心配してましたが、「大丈夫」と言ってくれ
お盆の中で一泊だけとれました。




男女それぞれの教室で二段ベッドで寝るんですが
となりの部屋だし、寝てるところも見えるし、なんの問題もなく。

食堂でごはんを食べ、夜は図書室や食堂で
資料やガイドブックを見て、その日の感想を話したり・・・
携帯電話も通じない夜でしたが、
なんかいい時間でした。


海外に行ってもそうなんですが
こういうところにいると、他の宿泊者の方と交流できるのがいいですね。

親切にしていただいたお姉さんが関西の方で
びわこビネンナーレの話、近江八幡の話をすると
アート好きな学生さんや、アーティストさん
いろんな人が寄ってきて、はい〜 営業タイム。
珍しく今回はショップカード持参だったのだicon22イエイ


この日は校庭で地域の盆踊り大会もあり、
ワイン飲んで、一踊りして
楽しい夜でした。


太郎 「酔っぱらってるやろ」


母 「酔うてない!」 (酔っ払いは必ずこう言うね)

  「こんなもんでは酔わん!」

ほんまに酔うてませんでしたが、一日目は確かに酔ってました。
でも この日も、太郎とのスペシャルな時間に
酔ってましたけどね (うまい!)
 





ただ・・・
太郎も寝に行き、食堂で一人静かに本を読んでると
林間学校の子ども達が だ〜〜〜っとなだれてきて、
わざわざ 私のテーブルでゲーム大会をするので
静かに一喝。 「うるさいよ」
 
その前から廊下を走り回り、気になっていたのだ。
子ども達よ、空気を読もうね。
おばちゃんは怖いんだよ。



次はいよいよ最終日。  

は〜〜 レポートがんばった。  でしょ?


がんばって作品にリンク先をつけてましたが作品紹介を見れば
全部わかりますね^^;  


Posted by 翠 at 14:20Comments(2)おでかけ

2012年08月19日

越後親子旅  〜初日〜

尾賀商店、休み明け営業初日でした。
その様子は尾賀blogをご覧くださいね。




急きょ 思いついた太郎との親子二人旅。

さーお待たせしました!  いよいよ旅の報告です。
さ、ガンガン飛ばしてアップしていこう!・・・?



滋賀から目的地 新潟の十日町までは
在来線で 草津→米原→(特急しらさぎ)→金沢→(特急はくたか)→十日町  
乗り継ぎ次第ですが、約5〜5時間半ぐらい。

京都から湖西周りで、サンダーバードで金沢に行く方法でも同じぐらいの時間かな。
なんせ金沢が真ん中あたりなんで、遠いでしょ?


ご存知の通り、前夜の大雨で予約していた特急が運休。
あちゃ〜〜
行けるのか!?と心配しましたが、3時間遅い電車で出発。


  

十日町を通過する特急だったので、一つ前の直江津で下り、ほくほく線に乗りかえ。
これがね、アート列車になってて、トンネルに入ったとたん
「ディズニーランドか?」という音楽が流れ、電車の天井に花火の映像が流れます。

 

太郎大喜び。 この旅で唯一 自分のカメラで撮ってました^^;
しかも動画。


十日町には夕方着。
少しでも回りたい。 まずは予約しておいた駅前のビジネスホテルへチェック イン。



え?  


あれ?      まさか? あのビジネスホテル?


お盆に急に行くことにしたんで、ここのシングルしか取れなかったのだ。
公式ガイドブックにも載っていたのでなんの不安もなかったけど・・・
それが太郎がイメージしていたビジネスホテルとは大違い・・・


おばあちゃん  フロントで苦戦するし・・・
(時間  ないねんけど〜)

案内は手書きだし・・・もう笑ってしまった。 
部屋のノブはとれかけてるし・・・(これは笑えへんかった)

シングルにエキストラベッドが入っていたけど歩く場所もなし?

太郎、かなりビビる。   なんも出てきーひんて。
これはこれで楽しいやん^^ (あくまで母がお気楽なのだ)


  

荷物をさっと置き、いよいよ大地の芸術祭へ。


越後妻有里山現代美術館「キナーレ





こちらは京都駅と同じく 原広司さんの設計。
中央には、ボルタンスキーのアート。
テーマは「生と死」だそうな。
大量の服をクレーンが救い上げ落とすのです。


このキナーレの中には興味深いアート展示がいっぱい。
子どもも大人も楽しめる作品。
私は「古民具を使った影絵」がよかったな〜。






きれいな夕暮れ時だったので、ちょっと足を延ばして作品を見に行く。








日も暮れたので、名物のへぎそばを食べに。




へぎそばとは、そば粉に布海苔(海草)が入ってるので
普通のそばよりもこしと硬さがあります。
太郎はお気に入りに。  


そして、またキナーレにもどり、中の温泉に入り、
二階のCAFEで夜の作品を見ながらワイン♪



本や作品に囲まれての久々のワイン。  いい旅のスタートだ。





どんどん続くよ。
あ〜 長くなりそうだ。覚悟してね。  


Posted by 翠 at 01:44Comments(2)おでかけ

2012年08月18日

尾賀商店始動

新潟への旅の話を早く書きたくてウズウズ。


しかし、尾賀商店も今日から営業がスタートするので
先にやらねばならぬことがアレコレ。
しばしお待ち下さいね。  感動がうすれないうちに書きますから。


夏休み最終日は尾賀商店へ。

ideaの展示入れ替えと大掃除。
久々に咲sacra楽スタッフ、齊藤さん、すいらんさん、古道さん、大家さんと会い
近況報告。



みんなそれぞれ次に向けて動き出してました。
みんながんばってるなぁ・・・



昨日も近江八幡の町には、人がいっぱいで
尾賀商店にも何人も来てくださいました。
きっと休んでる間も、いろんな人がここまで来てくださったんだろうな・・・
足を運んでくださった皆さん、本当に申し訳ございませんでした。


来年から休みはお盆の時期をはずしたほうがいいのかな・・・と思いながらも
でも、振り返るとこの時期にしか子ども達も休みがなく、
家族と一緒に貴重な時間を過ごすことができました。


ご迷惑をおかけしましたが、貴重な時間をいただいた分
今日からまたがんばりますので、よろしくお願いします。





白い部屋は引き続き「海のいきもの展」。
新たな作品も後半届いてます。

 

そしてideaでは咲sacra楽 初登場の長野県在住の作家・「朝比奈克文」さんの
器をご紹介します。


  


朝比奈さんの作品については、咲sacra楽*NEWSにて ご紹介しております。


テンプレートを新潟の空の写真に変えました。




ほんとにね、空が近い。




現地で、よく空を見上げてたなぁ・・・




昨日、会った人あった人に「新潟良かったよ〜  芸術祭良かったよ〜」って
ガイドブック見せて、語っておりましたが

みんな 「あ、この作品知ってる」と意外に?詳しい。



え?  そうなの?  みんな知ってたんだ・・・



ほんとに自分に知ってることなんてごくわずか。
いろんな人との出会いによって、新たなことを知る。
知ったことで、また別の人と話で広がっていく。


昨日会った人も

「私、2000年の最初の時に光の館に泊まったんですよ」と。



え〜〜〜? すご〜〜〜!!


光の館とはジェームスダレル作の第一回の代表作品。
屋根がスライドして、刻々とうつりゆく空を眺め、瞑想できます。
今回は時間外に行ったので、見ることができませんでした。



「空を四角く切り取って、夕刻から闇の世界の刻々と変化する空を見ると
その経験が空の見方を変えた。
じっくり時間によってうつりゆく空をまじまじと見ることもなかったし
空を切り取る見方もしなかった。
こうして芸術をその時だけの感動じゃなく持ち帰り
その後にも生き続けるってすごいですよね。」



そんなようなオハナシを聞かせていただいた。

総合ディレクターの北川フラム氏の講演会にも行かれたそうだ。

何度もお会いして、いろんな話をしてるのに
今回私が芸術祭に行ってなければ、
そんな話を聞ける機会もなかったんだな・・・


なんか、ちょっと世界が広がった感じがして、嬉しいひとときでした。



今回、皆さんが新潟に行くことは難しいでしょうが
こんな世界的なイベントが、日本の新潟で開催されてるんだ、って
知ってもらえれば、私の行った意味もあるかな。






  


Posted by 翠 at 07:01Comments(0)尾賀商店

2012年08月16日

旅の終わり


新潟から帰る電車です。

大したこともやらかさず(今のところ)、無事終りそうです。

大地の芸術祭は想像以上に素晴らしく、本当に思いきって行って良かった。
いろんなタイミングがあって、こうして行けたのも
何かそういう流れだったのかな。





見たもの、感じたものはいっぱいあって、
早く皆さんに報告したくてたまりませんが、明日から仕事で、明日までにやらなくちゃいけないことがいっぱい。
いったいいつ書けるやら…


今日 向こうで買った日比野克彦さんの「明後日新聞」を今読んでいたく感動した。





でね、ふと思ったのです。

新潟で見たもの、買ったもの、感じたもの、聞いてきたことを
お見せする機会を作れたらな…と。

でた! 毎度お騒がせな思いつき人間。

ブログじゃ伝えきれないんだもん。
イデアは咲楽常設展が始まるし、二階があいてる!
日本海を見ながら、イメージがどんどん広がった。

さて? 準備できるのか?
準備でき次第な感じで、やれたらいいな。


できるかわからないから、ここで公言。
ガイドブックを置いてるだけかも?


となりでスピッツを聴いてる太郎も楽しかったそうです。
彼の作品を見たときの反応があまりにストレートで、純粋で、私とは違った感想でおもしろかった。

ほんとにいい旅でした。


もし、行けるチャンスがある人は是非行ってみてください。芸術と自然の調和がすごい。
日本の良さを実感しますよ。


それにしても、特急電車って快適〜


携帯から
ちゃんとアップできるかな。
おかしかったらごめんなさい、




  


Posted by 翠 at 19:10Comments(2)

2012年08月16日

早くも最終日

昨日は携帯のつながらない
廃校を利用した宿泊施設に泊まりました。
そんな夜があってもいいかな。


旅の報告は帰ったらゆっくりしますね。
最終日は農舞台からスタート

あちこち回ってきます!

  


Posted by 翠 at 10:03Comments(0)

2012年08月14日

富山通過中


金沢から特急はくたかに乗り、新潟を目指してます。

特急の旅は快適で、食べるか寝るか(笑)

電車の旅を満喫しています。
ただ今、海岸線を北上中
青空です。

並んで座っていても、大して言葉は交わさないけど
いい時間です。

旅は順調。切符もあるし!
  


Posted by 翠 at 14:43Comments(0)

2012年08月14日

無事出発


京都 高槻間で土砂災害があり、在来線も遅れ、どうなることかと思いましたが
なんとか米原から特急しらさぎに乗れました。
これで金沢までは行ける。

米原駅で太郎は駅弁を買い、私は立ち食いうどんを。
食べてみたかったんです。

うどん屋のおばちゃんが
「こういう日は弁当買って、持ち込まないと。いつ止まるかわからんよ」 だって。

今度こそ行ってきます!?

とりあえず、旅は始まった。

みんな声をそろえて
「太郎、お母さんを頼むよ」


どんだけ信用ないねん。


あとは、切符をなくさないようにがんばりまーす(^_^)/??
  


Posted by 翠 at 11:34Comments(2)

2012年08月14日

足止めです・・・

行って来ます!


とはりきったものの、朝起きたら予定の電車が運転とりやめ。
かなりの交通機関が影響うけてます。
とりあえず今は自宅待機中。
どうなるかと思いましたが、かなり遅らせたら予約が取れました。
後は天気の回復を待つのみ。

前途多難な旅のハジマリ・・・


で、家でパソコンなどを開いてると
久々に見たpeddyさんのブログ。
夏祭りの模様がアップされてました。


もうね、  何ですか!?というぐらい私の写真オンパレード。
お恥ずかしい限りですが、peddyさんが私を撮りに来てくださり
今回も実物以上の仕上がりなので、ご覧ください。


さすがです・・・

peddyのくまちゃん カメラを持って。

http://peddybear2.exblog.jp/18330200/

江湖さんとのツーショットや、かわいいお子ちゃまも!  


Posted by 翠 at 08:41Comments(0)

2012年08月14日

行ってきます!

旅の前っていやですね。


洋服や持ち物が決められなくて、時間がかかるし
家を開けるからあれもこれもやらねばならない。

特に今回はみなみがお留守番なので、あれこれやっておかなくちゃ・・・


タロー、早々と荷物をまとめご就寝。



宿泊する三省ハウスのサイトを一緒に見て、楽しみのよう。
ここはドミトリー式で男女別々。 
知らない人の中でもやっていけるという。 ちょっと成長したかな?
さて どうなりますか・・・。



とにかく大雨で福井県が大変だそうです。
電車を乗り継いでいくので、一本遅れると全部狂ってくる・・・。
よりによって、ずっと雨の予報・・・(涙)
たどり着けるのか?

日本の原風景は見れるのか? 棚田は?



今日はあれこれ出発前にやらないといけないのに、
私と子ども二人がオフというのはめったになく、お付き合い。

みなみが部屋のドアを塗る、 と言ってたので
買い物に行き、段取り。 自分で塗ってましたが
「おかーさん」  「おかーさーん」   呼ぶな!つうの。

結局あれこれやるはめに・・・。 
お陰で手のペンキが取れへんわ!


こちらは太郎が塗った別のドア。



初めてのペンキ。 ムラになっても何も言わないつもりでしたが
きっちりした性格?  きれーに塗ってました。



どうか無事に十日町にたどり着けますように。
また携帯からアップしますね、(写真がいけてないけど・・・)



では、行ってきます!


  


Posted by 翠 at 02:13Comments(0)おでかけ

2012年08月13日

新潟に行くよっ!

明日(14日)から旅に出ます。

行き先は新潟の十日町。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012に、太郎と行ってきます。



↑ ちょっと長いけど、是非最後まで見てみてください。



こう見えて(どう見えて?) 全く芸術にうとい私。
ギャラリーをしているので、勘違いされがちなんですが
ほんとにね、何も知らないし、全然芸術をわかっていないのだ。(自慢せんでえーねん)
それがそれが、遠く離れた十日町の芸術イベントに行く決心を!



というのも・・・


夏のある日 「重要」と書かれた荷物が店に届きました。
開いてみると、このイベントの公式ガイドブックと鑑賞パスポート。
遠く離れた友人が手配をしてくれたようです。


三年に一度の芸術イベント
三年前に友人が行った時に話を聞き、画像を見せてもらったっけ・・・。
でも、そのときはその感動もあまりわからず、すごいイベントも残念ながら響いてこず(ゴメンナサイ)
「すごかったんだろうな・・・」程度でした。
他の友達、知人からも行った話は聞いていたけど、どこか遠い地の話で・・・。


今回も 「あ〜あれか。 またあるんだな」  ぐらいにしか思ってなかったんですが
その送り主の友人がね、最近めっきりご無沙汰をしていたのに
日々私のブログを見てくれていて、
  

頑張ってるね、と(あまりがんばってないけど)
バタバタしてる私に (そう見えるだけなんだけど)
「自然の中での芸術祭で驚きと楽しさのアートに
癒されるのもいいよ」、と送ってくれたのです。


もちろん、遠く新潟まで行くのは難しいだろうとふまえた上で、無駄を覚悟の贈り物、
それでも、送ってくれた、というのは有難いですね・・・。


キャパが小さすぎて、日々大変そうに見えるだけで
本当はまだまだがんばれてない・・・。
なのに、応援や気遣いに恥ずかしいやら申し訳ないやら・・・
でもせっかくの思いに感謝し、感動し、ガイドブックを開いてみた。

なんかふつふつと・・・

え?



行っちゃう?



同じく三年前に行ったという何人かの友人に連絡してみると
「ほんっとにいいよ! 是非行って」とみんながみんな言うし、
仕事を段取りして、今回はボランティアスタッフとして現地入りしてる友人も・・・。







行こうかな?



芸術がわかるか、わからない。
私には響いてくるのかもわからない。

でも、人がそれほどまでに言うんだから、これは行ってみなきゃ!!


十日町までの行き方を調べ、日程を考えると 「行けるかも?」


幸い尾賀商店も夏休みをいただいていて、お金はないけど時間はある。
とーちゃんは仕事が追い込みで、みなみはずっと部活
太郎に聞いてみたら 「行く」と。


みんなが賛成してくれ、太郎との二人旅を決行することにしました。


急すぎて、お盆ということもあって希望通りには行かなかったけど
なんとか実現しそうです。




行ったことのない土地での
自然の中での芸術祭。
日本の原風景で中学生の息子との二人旅
きっとこんな機会はもうないんだろうな・・・



小学生の時とは全くちがう中学生の夏休み
なんの計画もなかった「2012年の夏」だったけど、
友人のお陰で素敵な機会をいただきました。
ガイドブックに書いてありました。
    「この夏は一生に一度」  だって。  



あいにくの天気のようですが、楽しんでこようと思います。
いい思い出を作ってこようと思います。


皆さんも機会があれば是非!!



(厚さが一センチ以上あるガイドブック)

さぁ 予習しなきゃ!! (今から〜?)


今日は旅の準備、留守宅の準備
仕事も終わらせないと〜〜〜


きゃあ〜〜〜




  


Posted by 翠 at 01:44Comments(2)おでかけ

2012年08月11日

かわらミュージアムに是非!

太郎との親子旅の話を書きかけで、今日は近江八幡に。




切り絵の奥居師匠がかわらミュージアムで本日ワークショップがあるとのこと。
そりゃあ弟子としては、行かねばなるまい。
納品を済ませ、いざ、かわらミュージアムへ。


尾賀商店の前をまっすぐ行けば八幡堀沿いにかわらミュージアムがあります。



ここからの景色が大好き。
ケヤキの向こう、堀の向こうにミュージアム。




橋を渡っていきます。  このアングルも好き。




上がっていくとこんな感じ。  ここの枝垂れ桜はお見事ですよ。




近江八幡の北之庄菜の宣伝活動のために作られた絵本。
奥居さんの切り絵が使われてます。
その絵本原画展が8月末まで開催されてます。

かなり大きな作品展で、原画以外にもたくさんの奥居作品が。
見ごたえがありますよ。



ミュージアムの方が作られた看板。ダンボールを切っておられます。
職員さんもすごいです。
奥居さんの作品のほか、近くの小学生が西ノ湖や北ノ庄(地名です) をイメージして
描かれた絵などが展示。

太郎が入っていくと、職員の方が

「奥居先生のお弟子さんだ!  早く切ってるとこ見せて〜」
と言ってくださったり

師匠が  先ほど来られた方が
「尾賀商店でお弟子さんの作品みました」と言われたよ、とか

たろさ、大喜び。
作ったのはこちら。  



かぶら姫の笑菜ちゃん

残念ながら館内は撮影禁止なのでとれませんでしたが、いい作品展でした。


そしてせっかく入館料を払ったので、
太郎がワークショップをしている間に私は館内を初めてじっくり見て回る。



もうね、 皆さんも是非行ってみてください!!

近くにこんな素晴らしい建造物があったとは。
かの有名な出江 寛さんの設計。
それも作られたことも知っていたし、外はしょちゅう通るけど、
じっくり中を、展示を見るのは初めて。



一階は近江八幡瓦の歴史なんですが、流れてる音楽や映像が近江八幡の良さを
出してて 何クールも見てしまった。

二階は世界の瓦と瓦屋根。
ヨーロッパの国は北欧以外ほとんどまわってるので、なつかしさと共に見ました。



是非行っていただきたいのが二階。

窓の外に見えるかわら屋根も絵のように見せられていて
その地の風景を作品にとりこまれてます。
考えられた窓の位置も良かったし、
考えられた設計にうなってしまいました。

照明器具や造作や展示方法も素敵で、ずっと二階に座っていたい感じ。

あ〜  なんか説明が下手。
奥居さんも太郎と見に行かれ、
「いいですね」とおっしゃてました。


尾賀商店に来られた際には是非お立ち寄りください。
クラブ ハリエさんやたねやさんのほうからも歩いてすぐです。






ひっそりした休みの尾賀商店で雑用を済ませ、帰路につく。




帰り道、一面に広がる田んぼを「きれいねー」と通る。


太郎 「田んぼな、上から見たらめっちゃきれいやで。 
      風が吹くとさーーーとなってきれいやねん」


私  「なんで上から見えるん?」


太郎  「教室 4階やもん」


そういや 中学校の横が田んぼでした。



今日見た奥居さんの作品にそんな景色があったね、と話す。
太郎の感じるポイントが結構おもしろいので
親子旅は楽しくなりそう。

次こそは書こう。


  みんなにすすめたい場所なんで早く書かねば!  


Posted by 翠 at 23:37Comments(0)家族のこと

2012年08月11日

尾賀遠足 後編 〜陶器まつりへ〜

尾賀商店のみんなで出かけた遠足、三田のcafe&galleryうわのそらさんに行った後  (そのお話は前編で)
最近近くにできた話題のお店 Barnshelf(バーンシェルフ)さんへ




牛舎を改装されたセレクトショップ。
本、テーブルウェア、お洋服、アンティーク、文房具などなど
楽しい雑貨がいっぱい。

器なども作家さんとのコラボでオリジナルのもがあったり、
私の好きな感じ。  洋服もかわいかった〜。


こちらのお店のオープンはvokkoさんから聞いていて、気になってたし
神戸の友達も「行ってみたい!」と言ってたし
うわのそらのマスターもオススメだったので、是非行ってみたかったのです。
いいお店で楽しかったです。
きっと皆さんも好きそう♪  うわのそらさんとセットで三田ツアーはいかが?


その後、三田からビューンと京都まで戻り
ちょこちょこっと寄り道をして、京都五条の陶器まつりへ。


ほんとは一緒に遠足に行こう!と言ってた工房えんじゅの冨金原さんの陣中見舞いに。
みんなの予定で陶器まつり期間中に遠足に行くことになり大ヒンシュク(ゴメン!!)。
ならば、顔を見に行こう!と(器は?)








ちょうど北陸遠足でお会いしたガラス作家の秋友さんが来られていて
(写真撮り忘れ〜〜)
私のカメラでいろいろ撮ってくださいました。



尾賀の夏祭り以降、本当にお忙しくされていて、
モノは並ぶのか? 大丈夫?と心配したけど
さすがです!  
定番も新作もそろっていて、楽しいラインナップで
すごくよかったですよ。
咲楽のお客様も行ってくださってたみたいで、つくり手さんに会っていただけて
よかった(よかったか?) です・・・。


遠足の終了時間が決まっていたので、ほんとにご挨拶をした程度で
他は見れず、バタバタでしたが、ちょこっと奥川さんに会いに行って来ました。



奥川さんも新作ができてて、ほしいものもいっぱい。
いい感じでした♪


陶器祭りも10日で終了しました。作家の皆さんお疲れ様でした。
これが終わると夏の終わりも近づく感じ。





うわのそらさんと尾賀商店のご縁をつないでくれたのも、冨金原さん。
うわのそらさんにずっと作品を納めておられ、個展もされ、長〜いお付き合い。

お互いにブログなどで、冨金原さんを真ん中にその存在は知っていても
なかなかそこからふみこめない。
それを、齊藤さんが最初にうわのそらに行かれ、今度マスターが尾賀に来られ
つながっていきました。


点と点がつながる感じ。



齊藤さんと冨金原さんもすごい昔にハンコでつながってたのですが
私が尾賀商店で咲楽10周年イベントをして、再会され、
そこからまたつながっていきました。




それぞれの三つの点が十数年の時を経て、線で結ばれ、
その線がどんどん太くなっていく感じ。。


うわのそらさんとも、冨金原さん→齊藤さんとつながり→私・・・?
私も10数年来のアコガレのお店とつながることができました。




私が小さな店「咲sacra楽」を細々とやっていては出会えなかったであろう。
長田翠  という個人ではつながらなかったであろう。
尾賀商店という看板や齊藤江湖という影の下、
私は今までにないご縁をいただいてる。  有難いことですね。


私のチカラではないにしろ、看板があったからにせよ
出会わせていただいたらこっちのもん(笑)
ここからそれをつないでいくのは自分次第、私のチカラ。

冨金原さんが「この人たちをつなげたかった」  

そう言ってくださった言葉をかみしめて
大切にしていきたいと思います。


冨金原さん、  ほんとにありがとう!




楽しかった尾賀遠足
いい刺激にもなり、勉強にもなりました。
またこうしてみんなで出かけていきたいな。


盛りだくさんの秋の企画に向け、この夏休みを充電期間としてまたがんばろう。
私はなんと太郎と親子旅に!!

そのオハナシは次号にて・・・。




遠足の前編はコチラ

そうそう、京都で再会した秋友さんのガラス、休み明けにまた入荷します。
かびんちゃんも入りますよ〜。お楽しみに。



秋友さんとのご縁も冨金原さんからでした・・・。  

「紹介したい」と思ってもらえる人間、店にならんとねー。  
がんばりまーす。 (気のないかけ声・・・ )  


Posted by 翠 at 10:56Comments(0)尾賀商店

2012年08月10日

たまには・・・

遠足の続きはまたゆっくり書くとして
たまにはお笑い料理ネタを・・・。



たまには?家でお昼ごはん。
私もランチにばっかり行ってるわけではございません。


バジルが大量にあったので、今日はトマトとバジルとツナの冷たいパスタ。



なんちゃってイタリアン。


部活帰りの太郎と二人でお家ごはん。


それがネタになるなんて、どんだけ出歩いとんねん!て話ですな。

今夜は太郎が作るカレー。

昨夜 「明日は太郎がカレーを作ってくれるんやて。  うれしいーな〜♪ 」
  

と言ってると、女子高生が

「なんか イヤミに聞こえますけど・・・」 


私  「イヤミなんですけど・・・」


イヤミのはねのけ、なんのその。 
昔は夏休はお弁当作って店に届けてくれたのに・・・



太郎 ゴーグルつけてたまねぎ切ってます。
彼も今のうちなんだろうな。  


Posted by 翠 at 15:10Comments(3)家族のこと

2012年08月10日

尾賀遠足 〜うわのそらさんへ〜

今日から尾賀商店の夏休み。


みんなそろっての休みがなかなかないので、
思い切って出かけることに!


休みといってもなかなかみんなの予定が合わないのですが
すいらんさん、齊藤さんと私、古道さんは仕事で参加できず
奥さんと娘さんが参加してくださいました。


行き先は、兵庫県三田のcafe&gallery うわのそらさんへ。




以前、冨金原さんの個展をされてる際に伺ったのですが
その後facebookを通してや、尾賀商店にも来ていただいたりして
(その時にじっくり書きたかったのですが)  仲良くさせていただき
みんなで行きたいね、と。


すいらんくんの運転で無事到着し
お邪魔して早速ギャラリーへ。

今は常設展で、取り扱われてる作家さんのものが並んでます。


陶器、ガラス、木工品、テーブルウェア、革もの・・・興味深いものばかりです。


齊藤さんとマスター  話が尽きません



そして、8月のランチをいただきました。



どれも丁寧に作られていて、とっても美味しかったです。
メニューの説明はコチラ
食後にアイス最中とコーヒーか紅茶がつくんですよ! 大満足。



ここのお料理は、ギャラリーで扱われてる作家さんの器なので
見た目も楽しめ、勉強になりました。





以前伺ったときはそんなに話せなかったのですが
6月に尾賀商店に来てくださり、ゆっくりいろいろお話させていただきました。



10年以上あこがれてたギャラリーのオーナーさん
それはそれは緊張もしましたよ(笑)
規模や内容は全然違いますが、作り手さんのモノを心をこめて売る、というのは同じで
お話していて、なんかいろいろ考えてしまいました。


目指すところも、スタイルも全然ちがうし、
私はわたし  咲楽は咲楽
これでいいねん!と思っていたけど

わかっていながら目をつぶっていたこと
見てみないふりしてきたこと
はっと気付かされることがいっぱいでした。



ん〜 うまく説明できませんが
まだまだやれること、やらなあかんこと、少し見えてきました。
全然変わらんかもしれないけど、何もできないかもしれないけど
意識を変えることで、ちょとずつ変われるかな?
ちょっとずつでも成長できればいいんだけど・・・。


今日もマスターといろんなお話をしながらギャラリーを見せていただきました。
まだまだじっくり、ゆっくり見てみたいので
また来たいと思います。
今日来れなかったスタッフ二人も連れてきたいので
そのうちに・・・    電車で・・・(笑)


うわのそらさんの入り口



反対側は田んぼ  自然の中にあります。



おたまじゃくしも久々に見た。


今日はテラスでも過ごせるほどの気候でした。




マスターが作られたお庭やもろもろ。お店を見ているだけで楽しいです。
是非皆さんもおでかけください。
いいお店ですよ。


あ、そうそう



お箸袋に見覚えのある判子。
齊藤さんがうわのそらさんのイメージで作られました。
尾賀で、出来上がったときに 「見てみて!!」と嬉しそうに見せてくださったハンコです。
こうして使ってくださってました。

齊藤さんのとなりで、そのときのこと思い出しながら
ランチをいただきました、とさ。



楽しい時間を過ごし、うわのそらさんを後にしました。
マスター、皆さん、ありがとうございました。

その後、すぐ近くの青野ダムへ。



お店からは歩いてもこれますよ。







尾賀遠足はまだまだ続きます・・・





  


Posted by 翠 at 01:08Comments(2)おでかけ

2012年08月09日

いい日でした♪

一足早い夏休みをいただいた水曜日
水曜定休のこの方に、ずっと行きたかった
比叡平のosanpo cafeさんに連れて行っていただきました。



(カメラを持ってなかったので、イケてない写真ですいません)


カメラマンのオーナーさんが手作りで作っておられ
オープンを楽しみにしていながら・・・やっと行けました。


いや〜〜カメラを持ってこなかったのは大失態。
ほんとに素敵な空間と素敵なオーナーご夫妻でした。

「比叡平に住む友達に紹介したいし、道を覚えますね!」
そう言いながら、住宅街をくねくね、
到着したら・・・・



なんと、その比叡平に住む友人 木ノ戸久仁子さんがそこに!!
うそや〜〜ん。
くにちゃんは、SWINGの施設長キノトさんの嫁であり、
信楽では有名な作家さん(安藤久仁子さん)。
土のついた作業着でお茶してはりました。



おっきなオブジェばかりを作っていたくにちゃんが
最近日常使いの器を作ってるそうで、いろいろ変化があったみたい。
自転車で作品を取りに帰ってくれ、見せていただきましたが
いいんですよ!!
また咲sacra楽でも是非ご紹介しますね。
いや〜〜 がんばってはります。なんか元気が出ました。
 

たまたまそこで会えるのは、
やっぱり今日会うべき人だったのかな〜。


ご一緒したふかっちやふかっちのお嬢さんとその婚約者さんとも
打ち解け、5人で楽しい時間を過ごしました。



今日は絵本から飛び出したようなふかっちのお嬢さんと彼が
ブライダル写真の打ち合わせなどをされてて
結婚式の構想などをあれこれ聞き、本当に幸せそうな二人に
こちらまであったかい気分になりました。



尾賀商店三連勤の後、家事も仕事もたまってて
どうしようかな〜?と迷ったけど
やっぱり来て良かった。 
ほんと良かった。

気持ちイイcafeで、気持ちイイ人たちと過ごした時間。
いい日になりました。


ゆっくりしていたかったけど、この日は琵琶湖大花火大会。
道も混むし、みなみも帰ってきて浴衣を着て行く・・・というので
早々に山を降りる。


帰ってからはイライラマックスの時間でしたが
夜ウォーキングをしていると、花火帰りのEちゃんにバッタリ。
20代のEちゃんと立ち話をし、 「どう? 彼とうまくいってる?」と聞くと
結婚することになったという。



私・「え〜〜〜おめでとーーーー!!」

Eちゃん 「いや・・・まだ日取りとかも決まってないし、なにもかもこれからです・・・」


カタチじゃなくて、「結婚したい」と思える人に出会えたことにおめでとう!だよ。
すごいことですよね。

そして、その相手もまた同じように思ってるなんて・・・



ちょっとクールビューティーな彼女が少女のように笑顔いっぱいに話してくれ
「毎日楽しくて、楽しくて・・・」と。  いいね〜〜♪


「これからは楽しいことばっかりちゃうで」  イジワルばーさんは言いそうでしたが
そこはぐっとこらえておきました。 

あ! EちゃんにもUSH an‘ MAID
を教えてあげなきゃ。
ブライダルだけじゃなく、マタニティ、お子さんの記念、成人式・・・
素敵な写真を素敵なアルバムにしてくださいます。




そんなこんなで、いい日になりました。
今日から尾賀商店の夏休み



休みですが、それぞれがそれぞれの仕事に励みます。
私も宿題がめいっぱい。  
でも旅行も行っちゃいます(また詳しく書きます)

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。


おまけ・・・

昨日書いた夜のウォーキング、今日も歩いたので三日坊主になりませんでした。
ふかっち先生からありがたーいお言葉。

「毎日続けなあかんで。  たとえ10分でもええしやり」
続けることが大事やねんで」



今日はしんどいしやめようか?と思いましたが10分なら・・・と歩き出した。
60代で数々の自転車レースに出場されてるだけあって
人知れずトレーニングに励んではる人の言葉は重いですね。
がんばろ!
こんな時ばかりじゃないんですね。












  


Posted by 翠 at 01:53Comments(0)日々のこと

2012年08月07日

一足先に夏休み

日曜日から書きかけのブログを放置・・・

感動ネタやねんけどなー(ホンマか!?)
感動うすれるなー
やっぱりなんでもその日のうち!やね。


ここんとこ、夜がなかなか起きてられなくて・・・。
ここ三日、帰ってからは夜な夜な 夜RUNならぬ夜ウォーキングに。
一日目、はり切りすぎて走り膝が痛かったので
歩いてます。


今日は疲れたし、やること山盛りだし、パス!!
と思ったけど、買い物もあったんで、ついでに歩いて買い物行くことに。
一石二鳥なんですが・・・これ、あかんね。


途中のスーパーに入ったら、ついビールとか缶チューハイに手を出しそうになるし
冷房ガンガンでせっかく汗ばんだ体がクールダウン。
たくさん買えないので、吟味したのはいいけど重くて帰りが大変でした・・・。
今日で三日。  明日がんばれば三日坊主にならず・・・ですね。


さて?  続きますでしょうか・・・?




明日は最終営業日ですが(木曜から夏休なんで)、私はお休みなので
明日から夏休み。


今年のテーマは



遊ぶねん。


子どもが小学校の9年間はほんとに忙しかった夏休み。
自分のために夏休みもいいんちゃう?



ただ今 尾賀商店倉庫で開催中の
「齊藤江湖  書展」  いいですよ〜。





ちょっと説明できないけど、すごいです。
是非 現物をご覧ください。




夏休み明けの予定も盛りだくさん。

ideaでは長野から咲sacra楽初の器がお目見え。



その後はインド、モロッコから手織りの布や雑貨もろもろ。


ちょっとおもしろい企画ですよ。


モロッコに住まれてた話とか
実際現地に行き、買い付けてこられ
そのモノ一つ一つのストーリを話してくださいました。



今後のイベントの打ち合わせや準備・・・がんばってます!!
休み明けも乞うご期待!





  


Posted by 翠 at 23:51Comments(0)日々のこと

2012年08月06日

また明日・・・

日曜日の尾賀商店、いろんな人が来てくださり
いい一日となりました。



書きたいこともあったのですが、また明日にしよう。
今日は、なんと夜RUNをして疲れてしまった。




調子にのってどんどん行き過ぎて、帰りが大変。
もちろん歩きましたけど・・・


だいたい程度を知らんねんなー。


昔ね、まだ子どもがいなかった頃、
運動しようとプールに行って
はりきりすぎて、ガンガン泳ぎ
帰りに腕がプルプルなってハンドル握れなりえらいことに・・・。
なんとか必死の思いで帰ってきて、
開いてる薬局探してもらい、エアーサロンパス買ってきてもらった。


運動もほどほどに。徐々にね。(わかってるんやん)



ボチボチがんばって、少しは体を動かそう。





今日の帰り道、 雲がすごかったですね。
波のような?




駐車場から。





途中、比叡山に陽が沈む。








尾賀商店からの帰り道。
夕方から夜へとうつる時間。
空がどんどん変化していくのを見ながら
その日一日の店での出来事を振り返る。



CD1枚分の道のりの間に
咲楽の翠サンからデキない主婦・母親へと切り替える。



明日は月曜ですが、尾賀出勤してます!
皆さんお待ちしておりますね。

では今日はこの辺で・・・ また明日書きますね。  


Posted by 翠 at 00:18Comments(0)日々のこと

2012年08月05日

ひまわり娘 16歳に。

今日は娘 みなみの16回目の誕生日。


いつも何かとお姉さんのように気にかけてくれる
菓子工房 Nico*niCo*のさくらぼんちゃんに
今年もケーキを作ってもらったので、
久々に湖西の工房までお顔みがてら取りに行ってきました。

スバルくん、高島までは大丈夫なんですが(多分・・・)
運転が不安なんで、湖西線にゆられてガタゴトと。



いいですよ〜 湖西線の旅。
高いところを走るので、右に琵琶湖、左に比良山がそびえ
いい景色です。



最寄駅まで向かえに来てもらい、ずっと行きたかった「水鳥観察センター」へ。



入ると左が観察所、 右がカフェとなってます。


もうね、みんなが「行きましょうよ!」と言ってくれるのがわかりました。
オーガニックランチ、めちゃくちゃ美味しかった!!
旬の野菜をふんだんに、美味しく料理されてます。

 

前菜に手打ち生パスタ。
これに絶品のスープとドリンクがつきます。
いや〜 連れてきてもらってよかった。
早速、晩御飯に、
トマトとおかひじきとバジルのサラダを作りました。イエイ。


窓の向こうには竹生島や遠く 伊吹山も見えました。
もちろん水鳥も・・・。
心地いい風が吹き、いい時間でした。




こんな道を走り、工房へ。




Nico*niCo*さんの工房で、ケーキを受け取り
しばしティータイム。
(いつもここでは食べられません。 今日は特別にティータイム)




グレープフルーツのレアチーズケーキ、とっても美味しかったです。
Nico*niCo*さんは予約販売のほか、イベント出店
工房販売(毎月25日)をされてますよ。


工房をもたれる前からのお付き合いで、本当にいつもお世話になってます。


「遠いところすいません」

そう言ってくれたけど、いつも遠いところ尾賀商店に来てくれてます。
いつもいろんなところに行くと
「あぁ この道のりを来てくださってるんだなぁ・・・」と感慨ひとしお。

遠く足を運んでくださる方のために、
ちゃんとしなきゃ!と身が引き締まります。

ほんと、来ていただいた方に期待を裏切らない店作りをしなきゃね・・・。
   はい・・・。(自分でいい聞かす)
   

さくらぼんちゃんと久々にゆっくりお話し、また湖西線にて帰ります。

別れ際
「ひっくり返す、とかやめてくださいね!  そんなお約束はいりませんからねっ!」

期待を裏切ったらあかんかな・・・



「そんな期待してませんからっ!  頼みますよ!!」



ハイハイ。  わかってますってばっ。


と言いながら
駅に忘れんように。  電車に忘れんように。
もう緊張しながら帰ってきましたよ。


かばんと間違えて、保冷バックを肩から何度もかけたことはナイショにしとこ。



湖西線のミドリイロ、いいですよね。
こんな色の車に乗りたい。


大したオチもなく、無事帰りましたが
当の本人 野球部の金沢遠征から戻るのが遅く、
そこからまだ友達とお祭りに行き、帰ってきたのは夜遅く・・・。

やっとやっとケーキにありつけました。

ったく〜〜  夜中に食べたら太るやろっ!!
(あくまで自分中心)





愛と勇気だけが友達のみなみのリクエストは
アンパンマン。
今年は仲間達も入れてもらいました。
お決まりのひまわりも入ってます。





さぁ 食べよう!!





みなみ  「普通  そう切る?   気持ちはわかるけど・・・kao_2


私  「えっ  


     あっ   そうか・・・・ 

     
     さ、 どこ食べる?」



みなみ  「もちろん  アンパンマンやん」



私  「あーface07  

   アンパンマン  二回食べられるでkao_22




みなみ  「 ・・・・・」



私  「太郎、 どれ食べる?」    切り替えはやっ





お陰様で16歳。  
みなみが一才から店の準備を始め、二歳で咲sacra楽をオープン。
咲sacra楽とともに育ち、作家さんやお客さん・・・
皆さんに育てられたひまわり娘も、今では店にも来なくなりました。
部活や友達中心で、親離れというか咲楽ばなれ。
これも成長ですね。


それでもまだみんなが気にかけてくれ、感謝感謝です。




キッシーからはひまわりとひまわりくん?
カードもひまわり。




義理姉まっちからは、MUJIのワンピ。 ボーダー好きなんで大喜び。
兄と甥っ子からは31アイスの詰め合わせ
そしてさくらぼんちゃんからは、以前働いてたお店のバウムクーヘンをいただきました。


もう時効なんで白状しますが
以前、みなみの卒業祝いのバウムクーヘンに私が先に手を出してしまい、
怒られた、というちっちゃな事件がありまして・・・



ぼんちゃんが
「ホールまるごと食べさせてあげてくださいね。 翠サン、 絶対食べたらあきませんよ!!」と



わかってるってば〜
子どもちゃうねんから〜

「食べていいよ」て言われてから食べるわ。



いろいろ問題ありながらも、無事16歳を迎えました。
かなりややこしい年齢です。
去年の誕生日はこんなだったのに・・・

中学生から高校生、この一年は大きいね。
親子共々、引き続きこれからも見守っていただければ嬉しいです。




  


Posted by 翠 at 00:03Comments(0)家族のこと