2009年02月10日
ある日のブログから
先日あざみ・もみじ寮という知的障害を持っておられる方の作品展の話しを書きました。
すると、以前店に来てくださってたお客さんから嬉しいメールをいただきました。
「さくらはうす」というなんともご縁がありそうな名前の
知的障害を持った人達が通う施設で、介助の仕事をされてるそうなんですが、
利用者さんが作られた織物を置いていただけないか?というメールでした。
以前からそんな話しをしたいなぁと思っておられたそうですが
店の方向性が違ったら・・・と思い躊躇されてたそうです。
1月30日のブログを読んで思い切って連絡してくださったそうです。
嬉しいですね。
障害を持たれた方の作品を扱いたいと思っていても
他の市町村の施設はわからず、
本来自分で探して、自分で訪ねないといけないところ
向こうからご連絡をいただいたわけです。
とはいえ、この小さな店に置いてあるものは「私が惚れ込んで皆さんにご紹介したいもの」
というのが一番にありますので
なんでも置かせていただきます、とは言えません。
で、早速作品を持って来てくださいました。

自閉症の男性の方がコツコツと織られたものだそうです。
あたたかいぬくもりを感じます。
作品は、数もそれほど多くなく、まだまだこれから...という段階、出来のものですので、
商品を買われた方や、興味を持ってくださった方に、さしあげるというかたちで
置いていただけたらと思っています。
自分の作った作品を人に使ってもらうことで、社会とのつながりを感じたり
製作の励みになればというのが、我々職員の思いです。
とおっしゃって、こんなにたくさんいただいてしまいました。
いただいてしまったのですが、
私は店でこの作品を店で販売しようと思います。
もちろん、差し上げたら喜んでくださると思います。
でもお金を出して買っていただきたいんです。
そして売れたお金でまた大きな生地を買って何か別の作品に仕上げたいと思います。
施設では、織って生地にすることはできますが
製品にする力がなく、縫製して別の形にしてくれるボランティアさんも募っておられます。
生地を買わせていただき、そこから何か咲楽オリジナルなものができれば・・・と。
(自分では縫えませんが・・・)
織っておられる男性のお母さんが
「この子が仕事をしてお金をもらえるようになるなんて・・・」と仰ってたそうです。
胸がつまりますね。
きっとこのお母さんの気持ちはわからなくても
私も一応母なので、少しはわかります。
実際に納品に来てもらったり、仕入れに行ったりして
これからも関わっていけたらと思ってます。

思いをブログに綴って、それを読んでくださる人がいて
こうして連絡をいただき、何かにつながっていく・・・
ほんまに嬉しい(涙)
何年もお会いしてないのに、読んでいただいてることも嬉しい。。。
書いててよかった。
そう思って最近の記事を読み返して
読み返して
ほんまに読みづらいやないか〜い
ちょっと反省して精進しますので
皆さん引き続きお付き合いのほど・・・
すると、以前店に来てくださってたお客さんから嬉しいメールをいただきました。
「さくらはうす」というなんともご縁がありそうな名前の
知的障害を持った人達が通う施設で、介助の仕事をされてるそうなんですが、
利用者さんが作られた織物を置いていただけないか?というメールでした。
以前からそんな話しをしたいなぁと思っておられたそうですが
店の方向性が違ったら・・・と思い躊躇されてたそうです。
1月30日のブログを読んで思い切って連絡してくださったそうです。
嬉しいですね。
障害を持たれた方の作品を扱いたいと思っていても
他の市町村の施設はわからず、
本来自分で探して、自分で訪ねないといけないところ
向こうからご連絡をいただいたわけです。
とはいえ、この小さな店に置いてあるものは「私が惚れ込んで皆さんにご紹介したいもの」
というのが一番にありますので
なんでも置かせていただきます、とは言えません。
で、早速作品を持って来てくださいました。

自閉症の男性の方がコツコツと織られたものだそうです。
あたたかいぬくもりを感じます。
作品は、数もそれほど多くなく、まだまだこれから...という段階、出来のものですので、
商品を買われた方や、興味を持ってくださった方に、さしあげるというかたちで
置いていただけたらと思っています。
自分の作った作品を人に使ってもらうことで、社会とのつながりを感じたり
製作の励みになればというのが、我々職員の思いです。
とおっしゃって、こんなにたくさんいただいてしまいました。
いただいてしまったのですが、
私は店でこの作品を店で販売しようと思います。
もちろん、差し上げたら喜んでくださると思います。
でもお金を出して買っていただきたいんです。
そして売れたお金でまた大きな生地を買って何か別の作品に仕上げたいと思います。
施設では、織って生地にすることはできますが
製品にする力がなく、縫製して別の形にしてくれるボランティアさんも募っておられます。
生地を買わせていただき、そこから何か咲楽オリジナルなものができれば・・・と。
(自分では縫えませんが・・・)
織っておられる男性のお母さんが
「この子が仕事をしてお金をもらえるようになるなんて・・・」と仰ってたそうです。
胸がつまりますね。
きっとこのお母さんの気持ちはわからなくても
私も一応母なので、少しはわかります。
実際に納品に来てもらったり、仕入れに行ったりして
これからも関わっていけたらと思ってます。

思いをブログに綴って、それを読んでくださる人がいて
こうして連絡をいただき、何かにつながっていく・・・
ほんまに嬉しい(涙)
何年もお会いしてないのに、読んでいただいてることも嬉しい。。。
書いててよかった。
そう思って最近の記事を読み返して
読み返して
ほんまに読みづらいやないか〜い

ちょっと反省して精進しますので
皆さん引き続きお付き合いのほど・・・
Posted by 翠 at 17:59│Comments(11)
│日々のこと
この記事へのコメント
なんだかすごく嬉しいです!自分のことみたいに・・・
とてもキレイな色合いで多分この自閉症の男性の世界を
一本一本の糸に込めているんでしょうね
きっとこのお母様もずいぶん苦労されてきたんだと・・・
でもやっぱり人とのつながりの中で
生きて欲しいということを願っておられるんだと思います。
たくさんお金を稼いだり
自分の家族を守っていけたり
そんな大きなことは難しいかもしれないけれど
小さなことでも子どもが大きくなって誰かにあなたがいてくれて
よかった思ってもらえるような何かが見つけられたら
それだけで生きる支えになるかなと思うのです。
ちょっと落ち込んでたけどなんだか元気が沸いてきた〜
よっしゃ〜
私も頑張るぞ〜〜〜
Posted by rumi at 2009年02月10日 18:33
こんばんは・・
爺さんを、あんまり泣かさないで・・
爺さんも、応援したいです・・
信楽にも、同じ境遇の人たちがいます。
みんなで・・応援したいですね、
Posted by 滋賀の食爺さん at 2009年02月10日 20:28
うん うん 嬉しいよねっ。
色々な気持ちがつまってるんやろうなあ〜
Posted by ねえさん at 2009年02月10日 20:53
つながりを感じています
その彼は mama の遠い昔の知り合いかもしれません
そして ”さくらはうす”の下で 働く mama
知り合いに出会ったとき
嬉しかった♪
出会うべくして出会えたような気がしました
そして 咲楽さん という
mama の 大好きなところで
また 出会うことのできた感動☆
とても嬉しいです
そして 彼の がんばってる姿に
taku を だぶらせて
ありがとうございます
Posted by taku-mama at 2009年02月10日 21:34
追記:
この記事を・・爺さんの記事にも追記で
紹介させていただきました。
翠さん・・よろしく、
Posted by 滋賀の食爺さん at 2009年02月10日 22:02
rumiさん
ありがとう。
私も使うたびに元気をもらってる気がします。
素敵なご縁をいただいたので
これからもいろいろ関わっていきたいと思います。
あの日のコメントが
とっても心に残ってます。
大きなことは考えず
私は私なりにできることをしていけたら嬉しいです。
食爺さん
私も皆さんのコメントを見て泣けてきました。
今の私にできることをやっていきたいです。
ねえさん
いろんなものが織り込まれてるんでしょうね〜
素敵な作品です。
また見に来てくださいね。
taku-mamaさん
ご連絡しようと思ってたのです。
施設の場所を聞いて
「そこって・・・」とmamaのことを思い出し
あれこれ聞いておりました。
ご縁を感じますね。
職員の方がブログを見てくださり、
他の職員の方に話して
連絡をいただいたことが本当に嬉しいです。
どうか宜しくお伝えくださいね。
Posted by 翠 at 2009年02月10日 22:09
なんか知らんけど泣いてばかりの一日・・・。
もの作りに恋している人たちってすばらしい。
Posted by norika at 2009年02月10日 22:32
norikaさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
もの作りをする人もしない人も
みんなみんなスバラシイ!!
Posted by 翠 at 2009年02月10日 22:55
思わず目頭が熱くなりました。。。。。。。
息子とだぶっちゃいますね。
うちの子は不器用なのでこんなに素敵な作品は到底作れません。
もっともっとあちこちでこんな「温かい心のつながり」の輪が広がってくれることを願います。
翠さん、ありがとう。
Posted by としちゃん at 2009年02月10日 22:56
とってもステキな裂織ですね。色がきれい!!
以前ボランティアをしている友人から、障害者だからかわいそう・・とか何でもいいから作るとか、そういうレベルじゃなく
商売(製品)として成り立たないと作業所が存続していけない話を聞いたことがあります。
だから、作業(製品)の善し悪しについては相当厳しくしないといけないとも言ってました。
もう25年も前の話なのですがとても印象深かったので覚えています。
障害者本人さんや、自立できるようにと思う親御さんの気持ちも勿論ですし、周りの職員さん達のことも考えてみてしまいます。
障害者の方の作られた製品と言えば、パンや染物や紙製品くらいしか
見たことがなかった私に すばらしさを教えてくれたのは 翠ちゃんなんだよ!
「あさみもみじさんのカレンダー」をいただいて初めて見たときは衝撃を受けました。
昨年はアールブリュット展を汐留まで見に行き、ひたむきに生きている姿・
精神の美しさを感じて涙が出てきました。
いろんな影響を与えてくれる翠ちゃん ありがとう。
ぜひ広げていってほしいです
長文ごめんなさい。 どうしても伝えたくて
布団でケータイで読んでて書き込めなくて起きてPC開きなおしました。
Posted by しげぶー at 2009年02月11日 01:43
としちゃん
なんかうまく返せないんだけど
としちゃんの息子さんのあたたかい雰囲気を思い出して
なんか泣けてきちゃった。大好きなんです。
さくらまつり以来お会いしてないなぁ。
彼のこの先がとっても楽しみなおばちゃんなのです。
しげぶーさん
この寒い中、起きてくれてありがとう。
そしてコメントありがとう。
いろんな作業所さんがあって、お菓子や和紙、パン
織物に陶芸いろんな作品があります。
忘れてたものを思い出させてくれたお客さんや
皆さんに感謝です。
Posted by 翠 at 2009年02月11日 09:39